ハリウッドではロックな“ロークスター(Rawk Star)”誕生

みなさんこんにちは!アメリカはSFに戻ってかれこれ一年の関戸ミホコです。日本でセミナーや執筆活動で忙しくしていた一昨年が夢のようです。

さて、アメリカという立地を活かして、私しか出来ないユニークな情報発信、アイディア提供をすべく、第一回目の海外レポを飾るのにふさわしいネタを探していた私にまさしくこれ!というお話が転がり込んできました。「全ては必然で偶然はない」この宇宙(引き寄せの法則/シンクロニシティーに基づき)で、締め切り前夜にネタに詰まった私の頭にふと浮かんだこと。「マイフレンドのブライアン!」

ブライアン•ルーカスこと「シェフ•ビーライブ(BeLive)」はアメリカでローフード料理を90年代に世の中に送り出したパイオニア。現在LA在住の彼は、ハリウッドスターなどの有名人を始め多くの著名人にも知られる「ロークスター」なシェフで、身長185cm以上の背丈、両腕にタトゥー、グラサン、計算されたように正確に、何気なく斜めにかぶった帽子の出で立ちで、サンタモニカのオーガニックマケーットでローフードデザート物色中の私の前に現れたのが最初の出会い。突然横から話しかけられて「え、私に話している?」と怪訝な顔で振り向くと、「ワッズアーップ?」と両手ピースをクロスさせながら身体をねじってポーズしたタトゥーバリバリのロックなお兄ちゃんが立っていた。


そんな見た目からは想像もしなかった人なつっこい、優しい性格の彼は(私から見ると)典型的な魚座のアーティストであった。彼のアートはローフード料理の他、ミュージシャンとして彼の音楽でも表現されている。

「僕の新しい書籍Going Going Gone RAWのプロモーションツアー、もう大変なんてもんじゃなかったけど、なんとか成功に終わったよ。」と昨夜ロスに戻ってきたばかりのブライアンに電話で日本の雑誌『トリニティー』の取材で話したいと言うと、興味深いというよりも、半ば笑い出しそうな声で彼が言った。「『トリニティー』?ははあ!当然だろう。いや、どういう意味かというと、僕ら(彼のビジネスパートナー達)の活動自体「トリニティー」がコンセプトなんだから。」と言う。トリニティーとは本来、神聖な3人グループという意味だが、ブライアン、ダグラス、セージ(Sage:賢者という意味)の3人の勇士がTrinity Experiencesという3部構成になっているRaw(生)な経験を世の中と共有/発信するマルチメディアプラットフォームを制作進行中なんだそうだ。

「ミホコ、君は僕らにとって魂のファミリー。チームに参加して欲しい。」とブライアン。コンセプトは、”Activate the Activators“,”Influence the Influencers“(オピニオンリーダーに影響を与えることにより、より多くの人に影響を与える)ということ。彼らのビジョン、「エジュテーメント」(エジュケーション+エンターテインメントが一語になった新語)は私のローフードブログにも使ったことがある言葉。私のやろうとしていることと彼らのビジョンが重なった。世の中にローフードやスピリチュアリティー、政治的な課題、環境問題、その他自己を高めるための情報をエンタメなフォーマットでお届けする、というまさしく私からみると「必然的」な会話である。

音楽をエンターテインメントのパーツとして特にコンシャスなレゲエとヒップホップを起用し、歌詞を画面で見ながら聞くことができ、歌詞の意味をまた考えてみる、という面白いシステムも制作中だそうだ。ちなみに彼の新しいウェブサイトwww.chefbelive.comは11月に完成で、トリニティー•エジュテーメント発信のYourawk.tv(ユーロークテレビ)は大掛かりな制作なため、来年3月に完成だそうだ。米国コンシャスパイオニア達の夢は大きい。