添加物、化学物質を減らすと人間本来の感覚がよみがえる!? オーガニックライフを提案「アムリターラ」後編

前編では、アムリターラ代表の勝田小百合さんに、食品添加物や化学物質を使わないオーガニックな暮らしの大切さや心地よさについてお話を伺いました。後編では、オーガニックな暮らしを実践するためのヒントについてご紹介したいと思います。

コンビニエンスストアやスーパーのお弁当・お惣菜など、手軽に食事ができるメニューが多数存在している現代。それらの便利さにいつの間にか慣れてしまい、当たり前のように利用し、当たり前のように口にしています。習慣化している食生活を変えるのは案外大変なこと。できるだけ化学調味料や化学物質の加工品を口にしない食習慣を身につけるためにはどんなことから取り組むとよいのでしょうか。

勝田さんいわく、「とにかく、目の前から加工品を減らしていくことです。生活の中から減らして、加工品が美味しいと感じる自分の舌を矯正するところから始めてみてはいかがでしょうか。たとえば、だしの素を使わないでお料理する。だしの素は加工品であるということだけでなく、ミネラルが不足しているため食べ過ぎの原因にもなります。そういったものは使わず、煮干しや昆布、かつおぶしで出汁を取るのです。

わざわざイチからつくるのは面倒で時間がかかると思われがちですが、どれも煮立たせてつくるというシンプルな方法でいい出汁が出ます。自然素材からとった出汁でつくるお味噌汁は格別に美味しいですよ」

「そして、お菓子をフルーツに置き換えるなどしながら、どんどん加工品を減らしていきます。すると味覚が少しずつ変わっていくのを実感できるでしょう。舌の感覚が変化することで次第に加工品がおいしくないと感じるようになり、自ら進んでオーガニック製品を選ぶライフスタイルになっていくと思います」とのこと。

いきなりすべてを変えるのではなく、少しずつ移行していくこの方法なら、無理なく長期的に取り組めそうですね。

そうはいっても、多忙な人にとっては「ちょっと一手間」がとてもハードル高く思えてしまうものです。そのような方は、外食利用時にできるだけオーガニックなものを選ぶよう意識してみてはいかがでしょうか。

たとえば、アムリターラハウスで提供している「アムリターラ弁当」。西日本または北海道の農薬未使用野菜だけを使い、添加物・砂糖・乳製品を一切使っていないお弁当です。野菜についてはできるだけ肥料も使わないものを厳選。毎週水曜日のランチタイム、予約制のオーガニックなお弁当です。酵素を多く取り入れられるように極力加熱しないローフードメニュー。実際私もいただきましたが、素材の元気な味が生きていて、いつもよりよく噛み味わって食事することができました。素材がいいと、シンプルな調味料で十分旨味を楽しめるのだなと再認識しました。

また、普段使っている化粧品が切れるタイミングで、オーガニック化粧品に切り替えてみるのもおすすめです。アムリターラには様々な肌ケア用品が揃っています。最近特に人気なのは「アメージングオーガニックファンデーション」。

合成界面活性剤など科学物質は一切使わず、ナノ粒子等を含まないのにSPF13でしっかりお肌を守れるすぐれもの。石けんで落とせるくらい優しい素材なのにカバーしながら保湿もきちんとできる成分が含まれています。

暮らしの便利さの中に潜む化学物質・有害物質の影。少しずつ知識を身につけながら、できることから気長にオーガニックへ切り替えていくことで、あなたやあなたの大切な人たちがもっとナチュラルに毎日を楽しめる環境が整ってくるはず。オーガニックショップなどを活用しながら、「気負わないオーガニックライフ」はじめてみませんか?

▼アムリターラ
http://www.amritara.com/

アムリターラハウス
住所:東京都渋谷区神宮前5-12-12
TEL:03-6427-7647
営業時間:11:00 ~ 19:30
http://www.amritara.com/house.html