カード・リーダーmami.kのスピリチュアル体験 PART.3~【Knitting meditation】-CIELO編~

ニッティング・メディテーションとは、「編み物しながら瞑想すること」で、この瞑想法に夢中になったのは、数か月前に友人に連れて行ってもらったCIELOで体験したのがきっかけでした。

CIELOは大阪の阪急千里山駅のすぐ近く、小高い坂道を少し登ったところの小ぢんまりとしたビルの2階にあります。人通りは多くなく、隠れ家的なお店で、店内にはたくさんの色やさまざまな素材の糸がディスプレイされてあり、ひとつひとつを手に取って眺めていると心が穏やかになったりワクワクしたり、まるで遠い昔の記憶が蘇り、純真無垢な子供の頃に感じたはずの忘れてしまっていた感情を呼び起こさせてくれます。そしてときには守られている感覚さえ覚える安心できる不思議な空間でした。

CIELOはスペイン語で「空」という意味のとおり、優しい光が差し込む店内はボサノバがBGMに流れ、明るくて暖かくてどこか懐かしい空気に包まれていて、オーナーであるyumingさんの人柄がそのままCIELO全体に映し出されているような雰囲気です。

ウィキペディアによると瞑想法とは、「一つの対象を定めた上で、その対象に集中を高めていく手法と、対象を定めずに心に去来する現象を一心に観察する手法に分けることができる」とあり、ニッティング・メディテーションは糸による創造物に集中を高めていく瞑想であるといえます。

yumingさんは、「目から感じる癒し、触ることの癒しなどは気分が沈んでいるときに効果があって、出来上がった時の喜びというのが、心が疲れている人にとくに効果があるようです。
知り合いの心理カウンセラーさんに聞いた話では、自作のものを褒めることで自分を認めてくれたと承認でき、疲れた心がどんどん良いほうに向かうそうですよ。」と、これまでのワークショップでの経験をお話ししてくださいました。

ニッティング・メディテーションには、視覚や触覚からアプローチされた刺激と、他者から認められる喜びが得られるため、疲れていてもワークショップに足を運ばれる方が後を絶たず、店内はいつも笑顔と暖かさに包まれています。私なんかにできないという人ほどいい作品を作り出すとのことで、yumingさんは「元気を取り戻すきっかけを作り、そのお手伝いがしたい」優しい眼差しでおっしゃいました。

もともと趣味でミサンガを作っていたyumingさん。ハンドメイドするにあたって理想的な糸がなかなか見つからず、それなら自分で作ってしまおうと考え、お店を始められたそうです。当初はネットショップのみでの糸の販売でしたが、リストラにあったのをきっかけに実店舗を持ち、ワークショップを始めたそうです。糸を染める染料は京都のきもの屋さんから仕入れて、糸を染める日も新月や満月と決め、できる限りその日にできるように日程も調節しています。
このようなことから、yuming さんの糸に対する思い入れが、オリジナリティあふれる癒し効果絶大のCIELOの糸が生まれるのでしょうね。ワークショップは土曜日ですが、イベントや創作活動などで変更されることもありますので、来店される前にお問い合わせすることをお勧めします。どんな作品がつくれるのか、HPをのぞいてみてください、おもわず可愛いって声に出てしまいますよ。

CIELOは今年9周年を迎え、親しいお友達が手作りケーキを届けに来られました。人とのつながりや思いやりを大切にしておられるyumingさん、素敵なプレゼントを引き寄せました。来年は10年目という節目の年、何か新しいことが動き出すかもしれない癒しのCIELOでした。

▼CIELOのブログ
http://ameblo.jp/yuming-cielo/entry-11357196110.html

▼HP
http://zakkaya-cielo.com/

▼実店舗のご案内
http://zakkaya-cielo.com/hpgen/HPB/entries/84.html