【TRINITY No.44連動企画】おのころ心平さん「ココロとカラダの欲求チェックと内臓傾向」PART.2

TRINITY No.44で「ココロとカラダの欲求チェックと内臓傾向~カラダの症状が語る5つの心理」と題した企画の監修をして下さったボディサイコロジストのおのころ心平さん。TRINITY WEBで連載中の「出逢いのチャクラ~生まれた曜日とチャクラの関係」も大好評! 今最も注目されている「ココロとカラダ」のスペシャリストです。
本誌では残念ながらご紹介しきれなかった、おのころ心平さんのインタビューを、これから数回に渡ってTRINITY WEBでご紹介します!

 

-おのころ心平さんは、クライアントさんに対してどのようなカウンセリングを行っていらっしゃるのでしょうか。
「主にリーディングの方法を使いますが、例えば、同じ糖尿病であっても、その原因は脾臓からくるケースもありますし、腎臓や肝臓からくるケースもあるんです。クライアントさんによって、原因はすべて違うんです。ですので、病気に対する視点の持ち方も自ずと変わってきます。それは、カラダの内側から病気を見るんです。そうするといわゆる病気の診断というような、病理学とはまた別の、その人だけの病気になった理由が見えてくるので、それをクライアントさんと共有して、そのクライアントさんに対しては何ができるのかを考えながら診断するんです。ある意味心理学ですよね」

-例えば、チェックを行うなかで、何度か心臓にチェックが入った場合は、心臓に何にかしらの問題や負担がある、ということでしょうか。
「そうですね。心臓に何度もチェックが入れば、それは心臓にストレスがかかっているサインです。心臓がストレスを感じるのは、人とリズムが合わなかったり、共感力が低くなったりという症状があらわれがちです。自分の周囲の状況や人と、何かがずれていると感じる時は、もしかしたら心臓が何かしらの問題を抱えている可能性があります。あとは、夢を見ることも多くなります。心臓も筋肉なので、疲れがたまるんです。それを解放するために、夢を見て疲労を発散することが起こります」

-「ココロとカラダがつながっている」という考え方は、病気やスピリチュアルに縁遠い人にとってはすぐには理解が難しいかもしれません。
「これは、私にとっては疑いようのない事実ですね。もともと仏教には、“心と身体は分けることができない”という“心身一如”という言葉がありますよね。心と身体を分けるという考え方は、17世紀に哲学者のデカルトが“物心二元論”を提唱してからなので、近代的な考え方なんです。目に見えないものを説明することはなかなか難しいので、近代科学にとっては、誰もが客観視できるために理路整然と整理した言語体系が必要だったという事情があります。“ココロとカラダを分ける”という考え方は、思考を客観視するために生まれたんです。目に見えない部分は仕方がないとしても、少なくとも目に見える部分だけでも、みんながちゃんと再現性が取れるようなことをやりましょうというのが科学の始まり。科学が批判を受けた時代はありますが、でも現代は科学至上主義。みんなが、科学者がいうことを盲信している時代で、それはそれである意味危険です。せっかく“科学の時代”“宗教の時代”が共存しているのだから、21世紀は本当に重要な時代だなと思います。
でもこれは考え方の違いでもあるので、“ココロとカラダが分かれている”という考え方と“ココロとカラダはつながっている”というふたつの考え方があってもいいと思うんです」

-おのころ心平さんは、心理学と医学の知識がありながら、かつスピリチュアルの分野にも精通していらっしゃいます。病気や症状を多面的な方向から見つめていらっしゃるように思います。
「普段生活をしていても、なかなかカラダには目がいきにくいですよね。多くの人が、カラダを壊して初めてカラダのことを考えるようになるんですよね。これはカラダの作戦なんですよ。“胃が痛い”って思って、初めて“ここに胃がある”ことを認識できるんです。だから、カラダ自身もあまりに分けて考えられているから“時々はこっちにも意識を向けてね”というサインを出すんです。
もし痛みを感じることが無かったら、どんなに気を付けていても、人間はここまで長くは生きることができないでしょう。骨折をしても、大やけどをしても、痛みを感じなければ予防も治療も及ばずに、それが致命傷になって亡くなる可能性が高い。カラダが痛みなどでサインを出してくれることは、とても大事なことなんです。
痛みをはじめとするカラダの症状は、自分のカラダを守ってくれて、命を継続させるためのカラダの知恵。それを、嫌でつらいものだから、治したいとか消したいと思いますよね。もちろんそれは当たり前のことですが、でもそれを消して終わり、すぐ忘れてしまうようでは、心理学的に「抑圧」という状態になってしまいます。そして、その「抑圧」の状態が起こると、また同じ問題を繰り返してしまうんです。カラダでいえば、病気の再発が起こります。カラダが何かしらのサインを出してきたら、できるだけその問題と向き合うことが大切です。病気に関してはもちろん専門知識が必要ですが、それだけではなく自分自身の人生の課題や心の状態などに問題を変換して向き合う必要があるんです」

~つづく~

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