「宿命」は変えられない~なぜ、今の誕生日を選んで生まれて来たのか PART.6-プライベート編②

★前回の記事はこちら

私の祖母、母もヒーラーとして貢献してきました。
幼少時代、母がヒーリングしていた人のなかに、足の長さが左右で10センチ以上異なる女性が我が家を訪れていましたが、数回ほど来た後に、普通の靴で来ていたときには驚いた思い出があります。

ラテン系の気質を持つ母は、誰とでも友達になれる性格で、歌やダンスが大好きかと思うと、明治生まれの祖母は和裁も得意だった影響から、参加日のときに着物を着て来ていた。 私は着物を着るのは好きでなかったために、母が着物をたくさん買い続ける意味が理解できませんでした。
和箪笥には高額な着物もあったはずですが、母が亡くなった時に父は私に相談することもなく惜しみなくすべてを寄付していました。
母の影響なのか、兄の娘は着物を着るのが好きらしい。 そんな兄の家族も義理姉以外は霊能力が備わっています。
母が亡くなった後、不思議な出来事を通じて母がわたしたちにメッセージを送って来ていたとき、義理姉以外は驚くこともせず、姪は「おばあちゃん来ているね」と言っていました。

姪には才能があり、見えたり感じたりすることができるのですが、時々依頼者の相談の答えに繋がらない回答をすることがあります。
それは本来の霊能力で、それはそれでいいのですが、プロとして開花させるにはまだまだ時間が掛かると思われます。

兄からも、私が彼女を弟子にするように頼まれました。
しかし、姪には確かに能力があると認めますが、安易に霊能者、霊媒者(ミディアム)などになると、お金に対しての欲望がある上、物質欲が強すぎるので、ピュアな才能がグレー色になっていく可能性があります。
敢えて、もっと人生で苦労した上で、それでも霊能者として人の役に立ちたいと願うのであれば、そのときは私が決めるのではなく、それが彼女の天命だと思います。

霊能者にとって、才能は過去生からの経験が現世で花開くこともあります。その才能をサービスとして提供するのは、決して悪いことでないと思います。しかし、私欲のために才能を垂れ流して、最終的にピュアな白いオーラが穢れてしまい、もう少しで悟れるところを断念することは無念に等しい行いではないでしょうか?
もちろん、お金はたくさんあった方がいいですが、そのお金を貯めることにエネルギーを注いで、霊的向上を果たさないでこの世を去るのは勿体ないことです。

そして能力があるからこそ、未浄化霊たちに弄ばれる危険性もあるので、注意しなければなりません。
だからこそ、苦労は買ってでもして欲しいと姪には言っていますが、まだまだ理解出来ないようです。これは姪が経験を重ねながら学んでいくことかもしれません。

→バックナンバー