マヤの叡智を伝える 6 by 柳瀬宏秀「時間は、オーガニック・オーダー」③

▼進化のための
「コズミック・ダイアリーの7つの習慣」
http://cosmic-diary.jp/cn6/7initiation.html

 

「時間は、オーガニック・オーダー」というキーワードで、日々自然を観じる。
————自然が先生。お蔭様の認識、仏教の因果がわかる。悟りの道」 

地球が太陽のまわりをまわることによって、生み出されている変化。太陽によって、生み出されている地球上のオーガニック・オーダー、それが自然の営みです。その「オーガニック・オーダー」、有機的秩序が、地球が太陽のまわりをまわることによって、ダイナミックに変化していくことを実感し始めるのです。

「夏、暑いのはどうしてですか ?」
もし、「夏、暑いのは、夏だから」。と本気で答えていたとしたら、そういう認識しか、日常で持っていないとしたら、仏教で言うところの、「無明」の状態です。

夏、暑いのは、
地球が太陽の周りを、少し角度をつけて回っている……ということですが、すぐに、頭に浮かぶようになり、その角度が、日の出が早く、日没が遅い。太陽の光と熱とエネルギーがたくさん来ている状態にあるから、気温が上がる……というのが、瞬時に目に浮かびます。

自然の彩が変わって見えてくるのは、
「見る」が「観る」に。
「感じる」が「観じる」に、変わるからです。
太陽の紋章の黄色い種のキーワードに「開花」という言葉があります。
「種」のなかに「開花」のエネルギーを普通に観ることができます。
一度育てたことがある花なら、その種を見ていたら、花が見えます。
いつ頃、芽が出てきて、いつ、どんな花が咲くのか、予測できるし、見えてきます。

この「いつ」、というのは、地球と太陽の関係です。
その因果がわかって、「観える」ようになるということです。
宇宙の周期を観じ始めます。

一輪の花を見て、宇宙を感じるのが、普通になってくるのです。
精神世界などで語る、意味のないものが見えるのとは違います。
因果がわかって「観える」ものは、それが自然の摂理であり、現実だからです。
その花が咲きます。心の中で見えていた花が、現実に咲きます。
それは、「宇宙の周期」が見えたわけです。
それが、時間を「観じる」、ということなのです。

インドの賢人サティッシュ・クマールと対談したときに、彼は、対談の本のタイトルを「オーガニック・オーダー」にしよう提案してきました。彼はジャイナ教なのですが、何度も、仏陀の言葉を繰り返していました。

「自然が先生だ」
「時間は、オーガニック・オーダー」というキーワードが頭に入ると、「一輪の花から宇宙を感じる」ようになります。それは、詩人や宗教家だけの世界ではなく、誰もが、観じることができるようになる、リアリティなのです。

 

▼講座「マヤの叡智」
http://cosmic-diary.jp/cn13/invisibleuniversity.html

▼『マヤの預言とコズミック・ダイアリー2013』
http://cosmic-diary.jp/cn4/pg167.html

▼柳瀬宏秀
https://www.el-aura.com/writer/%e6%9f%b3%e7%80%ac%e5%ae%8f%e7%a7%80/

▼2012年 マヤの預言
http://cosmic-diary.jp/cn12/wisdom.html