奥深い中国の魂を体感できる「中国映画の全貌2012」開催!!

文化大革命直後に製作された中国映画不巧の名作から、最近作まで46作品を一同に上映する“中国映画の全貌2012”を10月6日(土)より新宿K’s cinemaにて開催!

今年は「日中国交正常化40周年」という節目の年。
上海万国博覧会、北京オリンピックを無事に成功させ、近年急速な発展を遂げた中国。その中国の変貌の様を一気に観て取れる作品が並びます。

中国映画の巨匠、チェン・カイコー氏やチェン・イーモウ氏ら、中国映画の巨匠らの初期の作品は、抑圧され人格をも否定されたような生活を送る中国の人々が描かれ、当時はあまりの衝撃に息をのんだほど。

しかし、時代が変わり、特に沿岸部を中心に徐々に自由な生活を求めることができる ようになった今、中国の劇的な変化を映画によって知ることができる、貴重な機会です。

 

中国映画の全貌2012
10月6日(土)~11月16日(金)
新宿K’s cinemaにて“中国映画の全貌2012”開催!!

開催記念新作上映
■『ロスト・イン・北京』
監督:リー・ユー出演:ファン・ビンビン、レオン・カーファイ、トン・ダーウェイ (2007年/中国/109分)
中国ナンバーワン美人女優ファン・ビンビンが、体当たりで過激な全裸シーンを演じたことも話題になり、中国が高度経済成長を遂げていくパワーを、そのままこの作品にエネルギーとして持たせたような作品。
2007年ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作(この年のグランプリは同じく中国映画『トゥヤーの結婚』)。中国国内ではあまりにも過激な性描写により、当局の要請通りカット版が公開されたが、2008年上映禁止処分になっている

■『私の少女時代』
監督:フォン・ゼンジ 出演:リー・イーシャオ、ワン・イー (2011年/中国/102分)
中国のヘレン・ケラーと言われる、中国障害者連合会の女性会長チャン・ハイディーが自身の自伝的小説「車椅子の上の夢」を自ら脚色。中国共産党結党90周年、辛亥革命100周年記念作品の一本に選ばれた作品。