魂を動かすヒーリング・グッズ PART.4~光あふれる瞑想の世界に誘う「ボージー・ストーン」

すべてはバランス。心身のバランスをとることこそが究極の癒しといえる。

ボージー・ストーンはアメリカネイティブ・インディアン、ワイディゴ族の聖地のカンザス州の山で採掘された磁石で、欧米のヒーラー達の間で絶大な支持を得ている、陰陽のバランスをとるためのヒーリングツールである。
鉱物学的には、およそ5億年前のカンブリア紀中期の海洋生物の化石が黄鉄鉱化したもので、微量のパラジウムという物質を含んでいるとされている。
1972年にカレン・ギルスピーという女性ヒーラーの申請でBOJIとして商標登録されたもの。

ボージー・ストーンには男性石と女性石があり、男性石は表面がごつごつしていて、女性石は表面が滑らか。ふたつの石はつねにペアになって売られている。
通常は男性石を身体の左側、女性石を右側に持ち、ゆっくりと両手を近づけたり話したりして、微妙な反応(引き合ったり,反発し合ったりする)を体感し、そ の力をもっとも強く感じる面を下にして,身体のバランスを撮りたい箇所に当てて瞑想を行うとバランス効果が高まるといわれている。

「陰陽というのは、どこにあるのだろう!?」
バランスのことを考えるとき、このような素朴な疑問が湧いて来た。「
陰が闇で、陽は光なのか?」

ある時、ヨガのティーチャーに問うてみた。
「陰も陽も、光の中にある」
ヨガ・ティーチャーは、聖書の創世記に語られている「ノアの箱船」の話をしてくれた。神が水で地球の人間と動物たちを一掃したとき、人間はノアとノアの 妻、そしてすべての動物のつがいを箱船に乗せて,残したときのこと。「箱船はそれ自体が人の身体、ノアの夫婦は神が選んだ光の象徴で陰陽はその中にある。 そして動物たちは闇の中にある、わたしたちのあらゆる形のエゴの象徴」だとティチャーは説明した。
わたしたちは神からあるいは宇宙から選ばれた光の存在として、つねに陰陽のバランスをとりながら、エゴをなだめ、生きていく存在なのだそうだ。

ボージー・ストーンを両掌に握って、瞑想を続けると、深層の世界に引き込まれるような不思議な感覚に襲われる。しかしその深い世界は光のなかにあることを想起すれば、ためらいや恐れは去ってくれる。