心あたたまる護摩焚き供養~「三白山 岩間波切不動寺」PART.2

読経が始まり、火が燃え始めると、たちまちなんとも言えない愛情いっぱいのエネルギーが上からおりてくるのを感じました。
「なんなんだ、これは……」と涙があふれて止まりません。
魂が震えだし、自分のご先祖様がとても喜んでいるのが感じられ、とても有難い気持ちでいっぱいになりました。
自分の存在、ご先祖様の存在、今生きている自分に関わっている周りの人たちへの感謝、そういう想いが溢れでて止まらなくなりました。

先生とお弟子さんたちの読経や、みんなが幸せになるためにという気持ちが半端無く強く、お不動様のエネルギーとみんなの願いがリンクしてどんどん大きくなりウェーブを起こしています。
こんなに、「みんなのために」という想いのエネルギーを全身全霊で感じながら護摩焚きをしたのは初めてでした。

そして、ここでは護摩木を預けて終わりではなく、自分自身の手で燃え盛る炎の中に護摩木を入れ燃やすのです。
見ていると簡単そうですが、火の前に座った私は火の強さと熱さに圧倒され、なかなか護摩木を入れられません。

「熱い……」中途半端な気持ちでは立ち向うことができません。
心からの願いというものは、中途半端な気持ちでは叶わないのです。
何度も何度も入れようとするのですが、炎に圧倒され熱さに負け、退いてしまいます。

しかし、護摩木に書いた願いを叶えるために、頭のなかを無にして腹をくくり、覚悟を決め、「えい!」っと炎の中に護摩木を入れました。
それができたのも、先生たちの必死な読経が続き後押しとなってずっと見守ってくれていたからです。

参加者全員が自分自身で護摩焚きを終了した後は、お寺からのふるまいがあり、一緒に御飯を食べました。お寺へのお手伝いをするボランティアの方々が集まり、炊き込みご飯や天ぷら、おひたしなどを頂きました。そこにも、大久保先生の温かい心が感じることができます。

普段生活のなかで、自然と溜まってしまう不必要なものを浄化しリセットできる場所。
この、温かく且つ研ぎ澄まされたエネルギーを感じたくて毎月通いたくなります。
そして、きっと願いも叶っていくと思います。

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