霊媒・鍼灸・整体師H氏 PART.2~食べ物と精神と体の関係~

無事にビジュアライゼーションによる親との別れが成功した後、それまで辛い食べ物は苦手だったにもかかわらず何故だか急に激辛ものが食べたくなり輸入食品店に出向いて山のようにタイと韓国のスパイスたっぷりのラーメンを買い込んで毎日食べだしました。
味も濃ければ辛さもすごいラーメンを毎日最低1回は食べないと落ち着かない。

ラーメン三昧の日々を2週間ほど過ごした3度目のH氏訪問の頃には、辛いものの食べすぎで私のアゴと首にはたくさんの湿疹が出来ていました。
「Hさん、最近湿疹がたくさん出来てしまったんですがどうすれば治りますか?」と聞く私に、
「あんたは前回きちんとビジュアライゼーションが成功したことで、怒りを1つ手放したんだよ。でもね、体としてはいつも怒りを抱えている状態が普通だと思っているから、辛いものを食べることで怒りと同じ興奮状態を維持しようとしているんだよ」
「ああ、そういうことだったのか」、と目からウロコが落ちたと同時に、激辛濃厚ラーメンへの興味は一気に失せてしまったのです。

「怒り」という感情が、どれだけ体に影響を与えているのか、「食べ物」がどれだけ体に影響を与えられるのか。
今回の経験で腹の底から納得した私、同時に私の体も少しずつ「「常に怒りのある状態」から「怒りのない」状態へと慣れていきました。
初めは痛くてたまらなかった整体を受けていても、体が柔軟に変わるほどに、痛みを感じなくなっていました。

スピリチュアルな成長を渇望していたこの頃、「食べ物からも成長を促せる」と気づき、白い砂糖などの精製食品を色の茶色い自然の製品に切り替え、消化にたくさんのエネルギーを必要とする赤身の肉を摂ることをやめ、過剰なスパイスで興奮することも控え、たくさんのきれいな水を取ることで、体の中の不要物を外へ流すことを一番に考えることにしたたのです。
物質面からの変化は当然体にも表れ、何度か高熱(浄化のための高熱)を出した後は、一切といっていいほど風邪をひかなくなり、体が強くなりました。
体がすっきりするほどに、お酒やタバコが、何の決心や努力も必要なく自然に体が受け付けなくなり、精神的にも少しずつ強くなっている自分に気づくことが出来ました。

「変わりたいけれど、どうしていいのかわからない」
そんな時は、水や食べ物を自然なものに変えるだけでも精神的な変化の充分な助けになるのです。
タイ料理や韓国料理は今でも好きですが、激辛はたまにで充分だと思えるほど、昔よりは興奮状態を手放せた今日この頃です。