魂の覚醒を導くマリア様との対話 PART.2~自分に備わった能力を開花させるには怒りを解放する~

ヒプノセラピーの中で、閉所、高所の恐怖症など、由斐さんのトラウマの原因と解消法を聞いていきました。今世に一番影響を与えている前世は迫害を受けた前世だといいます。多くの能力を開花させるには、怒りを解放する必要があると、ヒプノセラピーでのマリア様から指摘されたのです。

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-密閉した所、閉所とか高いところ、高所に対して怖れがあるというのですが、原因は何でしょうか?
「閉所に関しては、洞窟で生き埋めにあった前世があった。そのときの記憶です」

-これは迫害によるものですか?
「いえ、これは幼い頃のものです。これに関しては大丈夫です。生き埋めになった前世もあるようです。どうしても少し時間が掛かるかもしれません」

-迫害があったのですね。
「そうです」

-高い所に対する恐怖はどうなんでしょうか?
「彼女は飛べていた時代がありました。アトランティスです」

-アトランティスのときですか!
「はい」

-人として飛んでいたのですか?
「はい。特殊な能力を持っていた時代です。飛べていたので、 寝ながら飛べないことに対する不安。飛べていた記憶があるのに、今は飛べないので、逆に恐怖になるのです。それは悪いことではないです。そのときの記憶が蘇って、飛べると思い込んでも困りますから」

-これは特に大丈夫ですか?
「大丈夫です」

-後は、非常にスピードに対する恐怖心があるというのですが……。
「同じ、飛べていた時代です」

-アトランティスのとき、空を飛んで何をしていたのですか?
「気象。天気をコントロールする一団」

-ああ、そうなんですか。
「マントのようなものを着て、クリスタルを持っていました」

-これはいわゆる光の存在としてやっていたのですか?
「そうです。気象をコントロールするチームとして」

-由斐さんは他に何か、今 世で解消すべきトラウマはあるのでしょうか?
「怒り。深いところに怒りがあります」

-いつの前世が一番影響しているのでしょうか?
「迫害された時代でしょうか」

-このとき強い怒りの気持ちを持っていたのですか?
「そうですね。能力を良い方向で使っていたのに、認められなかったり、ましてや、その能力を頼ってきた人たちがそっぽを向いたりとか。結局、助けてもらえなかった。そのときの怒りは人に対する怒りですね。信用できなくなったのも、そこが大きいですね」

-由斐さんは、今生で小さい時に先生にも生徒にも怒っていたと言っていましたね。
「同じような気持ちです」

-この怒りのトラウマを手放すためにはどうしたら良いのでしょうか?
「あのときと今の ときは違うということ。人はその時々で選択する。見返りを求めない。彼らも自分自身を守る必要があるために、弱い存在なのです。大きな力に対してノーとは言えない。ただ、ひとり一人がノーという力を持っていることに気づいて欲しいという願いがあります。怒りに対しては許すしかない。けれども、ひとり一人にとっては選択できるということを分かって頂きたい。どちらを選ぶかはその人次第」

-今世、由斐さんは、いろいろな能力を持っているといいますが、本人がその全ての力を使えるようになるためには、どうすれば良いでしょうか?
「怒りを手放すこと」

-ああ、それが大きいのですか。
「はい。怒りによって力を使ってしまうこともある。怒りがある内には能力が使うことができ ないようになっています」

-そうですか。怒りを手放すには、まだしばらく時間が掛かるのでしょうか?それとも割と短期間で出来るのでしょうか?
「本人次第です。真の意味での自立。人を愛し、許すこと。本当の意味で理解したときに怒りはほどけるでしょう。難しいと感じていますね」

-本人がですか?
「はい」

-本人が本質に還るということですよね。
「そうです。そうすると自然に能力を発揮できるようになります。怒りによって暴発をしてしまうのです。安全弁の役目を果たしています。余り憂いを持つ必要はない」

-それでは、このコースのベースの質問をさせて頂きますね。由斐さんの今世の目的は何でしょうか?
「持てる能力を最大限に活かしてベストを尽くすこと。 出来る出来ないではなく、ベストを尽くすこと。無理をしてはいけません。無理をする傾向にあります。頑張り屋さんなんです」

-ああ、そうでなんですか。
「はい。そこに楽しむという要素を追加した方が良い。楽しくないと感じたことはしなくてもいい。少しでも楽しくないと感じたのであれば、それはもう無理をしていることなのです」

~つづく~

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