聖なる旅~ハワイ・スピリチュアルツアー~「マナに導かれて」第6回

「マナ」とはこの宇宙に流れるスピリチュアルなパワーのこと。ハワイの人々はこの世に存在するすべてものもに、マナが宿っていると信じています。ハワイや自然や、人々とのふれあいを通じて得られたスピリチュアルな力を「マナ」と表現していますが、私の旅も、私自身も見えない「マナ」に導かれ、ここ数年間、いやハワイに足を踏み入れてから約20数年間、聖地ハワイで感じた事、そして素敵な仲間たちとともに過ごした今回のヒーリングツアーをレポートいたします。
ヒーリングポイントno.6 ~「アカカ滝」~

滝へと続く道には、なんとカンフー映画の光景にあるような竹林があり、「えっ、ハワイに竹?!」と不思議に思いましたが、昔に中国人らによって移植をされ、根付いた竹(ワイメアにあるサボテンもアメリカ本土から移植され根付いたものです)、竹ばかりか色々な所から融合された大自然を持つハワイ島が表情の豊かさを作り上げている事を実感しつつ、アカカ滝に到着!!(車窓からハワイの景色を見ていて全く飽きないのはその為なのでしょうか……)。

雨季のために豊富な水を蓄え流れ落ちる滝のそばは天然のマイナスイオンが溢れ、体内浄化を促すよう……。日本の滝で感じる水辺独特の吸い込まれそうな恐怖感というものはハワイ島では全く感じられず、水の水姿の美しさに心を奪われました。マイナスイオンの水霧の大きな浄化の禊を受けたような感覚になりました。身体と心の深いところからデトックス・・・・・・。

何かを「美しい」と感じる。そういう時間に私も癒され、清められているのかもしれません。
★アカカ滝の神話 昔々の大昔。滝の近くに浮気者の酋長、アカカが住んでいました。ある日アカカは妻 の留守中、愛人のレフアを訪ねていたのですが……。そこに急に妻がやってきたの で大慌て。もうひとりの愛人、マイレ宅に逃げ込みました。けれど妻はそれに気づき、 マイレの家に刻々と近づいてきます。結局、アカカは妻から逃げ惑う自分の行いを恥じ、滝の上からはるか下の滝壷に身を投げ、死んでしまったのでした。アカカの遺体は滝壷近くで岩になり、夫の死を嘆いて、妻もまたすぐ近くで、岩になってしまいました。以来、その滝はアカカの滝と呼ばれるようになった、ということです。その後、嘘か誠か? 新月の夜には「アカカ~、アカカ~」と、泣きながら叫び続ける妻の声が、滝の近くから聞こえてくるのだそうです……。

また、アカカ滝の帰り道、生い茂っているサトウキビを発見!以前は、商業として使用していたそうですが、今は手つかずで自然に生えているサトウキビを抜いて(割って)食してみました。素朴な甘さに、懐かしさ?みたいなものを感じました。普段は贅沢なほどの様々な味(辛甘酸)に慣れている自分の味覚ではありますが、このソウルフードのような味のサトウキビの甘さ、これは感慨深いものがありました。これぞ、スローフード!