桜満開! お花見日和の春を楽しもう!~春の人気者「桜」のヒミツ~

“桜”のパワーをもらって、ストレスを上手に逃がして、環境の変化が激しい4月を乗り切りましょう!

春ですね。日差しが暖かくて気持ちが良いので、まさにお花見日和って感じです。お花見の主役といえば桜! もしかすると「花より団子」という方が多いかもしれませんが、それでも人々が1年の中で一番、花の美しさを感じて楽しんでいるのが、この桜の季節ではないでしょうか。

日本の春の象徴、文化や旅立ちの象徴と言われている桜を日本人はとても愛しています。毎年、桜の開花時期や全国の桜の満開日の予想など、桜に関する情報が連日テレビやインターネットを通じて伝えられています。本当に日本人って桜が大好きですよね。

そんな春の人気者・桜を見ていると、とても心癒されますよね。春になると桜の花だけでなく、桜をモチーフにした小物や、桜の香りや風味を味わえるお茶やお菓子など、桜に関連したものを目にすることが増えます。今回はそんな桜についてお話しようと思います。

4月はスタートの季節ということで、学校でしたら入学式、会社でしたら就職や転職、移動などがあります。新しい環境でウキウキ、ワクワクしつつも、ドキドキしたり、ソワソワしたりで落ち着かないことも多いかも知れません。そんな時、私達の強い味方になってくれるのが桜です。

見ているだけで癒される桜の秘密を知り、そのパワーを活用することでスタートの季節である4月を心穏やかに過ごしていきましょう。

 

桜のヒミツ① 「香り」

桜の香りって、どんな香りか何となく想像つきますが、実は美しく咲いている生の桜の花からはあの香りはしないのです。私達が「桜の香り」として一番に思い出すのは、おそらく桜餅の香りかもしれません。

あの桜餅を包む塩漬けの桜の葉の香り、あの独特のふわりとした上品なバニラのような桜の香りの主体はクマリンという成分です。クマリンは、通常の葉や花の中では糖と結合した「配糖体」という状態で存在しています。そのため、咲いている時には香らないのですが、「塩漬け」にすることで糖が分離してクマリンが生成され、あの独特な香りを放つ状態になります。

桜の香り(主にクマリン)はリラックス効果が高く、抗菌作用、鎮静作用、二日酔い防止などといった効果があります。最近では桜の香りのアロマオイルやお香もありますので、部屋で香りを楽しみながらリラックスするのも良いと思います。

また、桜餅だけでなく、桜の塩漬けをご飯に混ぜた桜ご飯や、桜湯や桜茶を飲むのも、桜の香りを存分に楽しめてお奨めです。

桜のヒミツ② 「色」

桜のピンク「桜色」は、心と身体を美しく健康にしてくれる春のサポートカラーです。特に女性ホルモンの分泌を良くしてくれるので、美肌効果も高くアンチエイジングにも優れています。また、香り同様、この桜色にも高いリラックス効果がありますので、見ているだけで穏やかで優しい気持ちになります。柔らかくて優しい色味の桜色は、私達の心にときめきを与え、華やかで愛らしいオーラを作ってくれるので、何となくバタバタと急がしい春は桜を見たり、桜色を日常に取り入れたりして、美を磨きつつ、ストレスに負けない健やかな心身を保っていきましょう。

4月は新しい環境に身を置いたり、新しいことにチャレンジしたり、新しい出会いをしたりと、新しいことだらけ! 慣れるまで気を使ったり、頭を使ったりして、たくさんのエネルギーを消耗することも多いと思います。今から5月病にならないよう、ストレスをためない生活を意識していきましょう。

ストレスをためないようにするには、何より規則正しい生活(食事、睡眠、休息)と適度な運動が大切です。忙しい4月に規則正しい生活を送るのは少し難しいかもしれませんが、あなたの大切な心と身体を守ってあげられるのはあなた自身です。

桜の花を見ながらお散歩したり、桜餅を食べながら家でゆっくり休んだりすることで、自分の時間を持ち、心身をリラックスさせてあげましょう。桜の癒しパワーを取り入れて、春を存分に楽しんでくださいね!