山川紘矢さん・亜希子さん  愛と宇宙の意識とつながって生きる PART.5

日本における精神世界ブームがまだまだ下火だった時代から、ブライアン・L・ワイス博士、シャーリー・マクレーンさんなど、スピリチュアルの分野での海外ベストセラーを翻訳された山川紘矢さん・亜希子さんご夫妻。「癒しフェア2012 in OSAKA」で語られたメッセージから、亜希子さんのお話をご紹介します。

すべては宇宙からきていて、私たちは宇宙の一部

亜希子さん:

「10年以上前からアセンションと言われていますが、もうその2012年ですね。今、地球は変わり目にあって、私たちも変わっています。25~30年ほど前から、『人間は変わらなくてはいけないのではないか』という意識が芽生え始めました。

20世紀に入ってからお金や贅沢をすることがものすごく大事になりました。人間の発展というのは、生活が便利になることではありません。たとえばトイレ一つとっても最初は水洗ではなかったのが、水洗になって、今度は温かい便座シートが出て、今は自動的に水が流れるようになる。そんなことが私たちの周りで起こっています。少し前までは自家用車は大金持ちの持ち物でしたが、今は自家用車が当たり前になりました。そのプロセスで電気がないなら原子力で発電しようということになってしまいました。

私たちは日本経済のバブルも経験してやっと、『これでは私たちは幸せにならない』『大切なものは、本当は目に見えないものだ』というメッセージに気づきました。

目に見えないものは何かと言えば、一つには愛、想い。私たちは愛だということ。友情や、人の愛や、神に対する愛。そしてやっとわかってきたのは、本当に一番大切なことは自分自身に対する愛だということ。それはなぜ?と言ったら、私たちは宇宙の一部だからです。

すべては宇宙からできていて、私たちは宇宙の一部です。一人ひとりが宇宙の一部だけれども、一人ひとりが違う身体を持ち、ちょっと違う考え方を持っていて、そして違う生活をしています。でも私たちはもともとは同じ『ワンネス』だと分かることが大事です。

私の目に見えているのは『私』『あなた』でしょう。
でも私たちは一つで、目に見えない所で私たちはつながっています。それを証明しようという人もいるのですね。量子物理学とか最先端の物理学でも、すべては同じなんだよねと言っています。

理論より大事なのは、私たちは、本当はそれがとても簡単に分かることができるということです。そして誰でもそれに気付くことができます。昔からイエス様やお釈迦様が、色即是空、すべては一緒、一つなのだよと言っています。『そこから私たちは来ているのだよ。目に見えるものも見えないものも同じ一つのものなのだよ』ということを言っているのですね。これまではなかなか分からなかったのですが、今は皆分かるようになってきました」

PART.6へ続く

★バックナンバーを見る→連載記事:山川 紘矢・亜希子夫妻

■山川紘矢・亜希子さん プロフィール

東京大学を卒業後、紘矢氏が大蔵省に入省。夫婦で海外生活を経験する。紘矢氏の退官後、翻訳家に。海外の有名ヒーラー達の著書を多数翻訳するほか、自身の著書やワークショップなど幅広く活動。
共訳に『アルケミスト』(パウロ・コエーリョ著、角川文庫)、『聖なる予言』(ジェームズ・レッドフィールド著、角川文庫)、『カミーノ―魂の旅路』(シャーリー・マクレーン著、飛鳥新社)、『心を癒すワイス博士の過去生退行瞑想』(PHP研究所)など多数。

公式サイト
http://www2.gol.com/users/angel/

山川紘矢・亜希子オフィシャルブログ「天使の羽根」
http://egoen.jp/blog/yamakawa/

公式ツイッター
https://twitter.com/#!/angelakiko