妖精や精霊から教えられた自然と共生して喜びに生きる生き方の大切さ~ヒプノセラピーからの気づき~

自然の精の苦しみや悲しみの原因は人間の不安などのネガティブな思念であり、人々が本当の自分に戻り、魂の喜びに溢れることが自然と共生した生き方に繋がる

昨年6月下旬、葉山サロンにてクライアントの方のヒプノセラピーセッションを行っていた時、今まで経験したことのない場面に遭遇しました。ヒプノセラピーの中で、深い催眠に誘導していくと、クライアントの方が突然、苦しみだしたのです。

苦悶の表情を浮かべるクライアントの方に対して、私は「どうしたのか?」、「何が起こったのか?」と尋ねました。最初は、闇の存在が邪魔しに来たのかと思いましたが違いました。いくつか問答を繰り返していくうちに、だんだんと分かったきました。

言葉をあまり駆使できない光の存在のようでした。「苦しんでいる原因は何か?」と質問すると、施術台に横になっていたクライアントの方は、上体を起こして窓の外を左手で指さしました。差している指の方向には小高い山がありました。

私は自然に関する存在だと思い、直観的に妖精だと感じました。小高い山の向こうに苦しみの原因があるというのです。私の質問に対して妖精が乗り移っているクライアントの方は、うなずいたり、首を横 に振ったりして、身振り手振りで答えてきました。

その時、私は妖精が苦しんでいる原因は人間が捨てた物理的なゴミだと思っていました。その妖精の訴えていたことは、クライアントの方を通じて苦しみの原因をなくすよう何とかしてほしいという要望でした。葉山にはゴルフ場もあり、少なからず自然を犠牲にした開発がなされている状況です。

そして、不法投棄されたゴミなどが自然の妖精たちを苦しめているのだと推測していました。私は葉山の友人や知人に不法投棄されているゴミのある場所などを聞いてみましたが、分かりませんでした。しかし、今、ようやくその全貌が明らかになってきました。

今年に入って、ヒプノセラピーセッションの内容もがらっと変わって来ました。自然に 関する情報がとても多くなってきました。2月中旬、葉山で精霊と対話する農業をされている方のヒプノセラピーで妖精や精霊たちの苦しみの原因が分かりました。

ちなみに、妖精とは草の精、花の精など、「草」や「花」など主に小さな固体に宿る精を総称して付けた名前であり、大きさはせいぜい人間サイズまが普通のようです。精霊は、「木」以上の大きな自然に宿る精を呼称してるといいます。

自然に宿る精の苦しみの原因は、「不安を持っている人が多い。人々が抱く将来への不安」だといいます。人間の行為ではなく、人間の思念や思いが自然の精霊や妖精たちを苦しめている原因となっているようなのです。

北海道におけるヒプノセラピーセッションでも自然に関わる情報が伝えられて きました。湖に留まっている悲しみは、人々の争いによるものではなく、「根源的な悲しみ」だといいます。「自然は耐えてきた。人間の行いに対して自然悲しんでいる。それは地球意識でもある」と伝えられました。

先人である昔のアイヌの人たちの生活が私たちの原点のようです。生きとし生けるもの全ての自然を神として奉り、感謝して生きる。私たち一人ひとりが本来の自分になり、魂の喜びに満ちるとき、大地が輝きを取り戻し、本当の意味で自然と共生する生き方につながっていくのでしょう。