出逢いのチャクラ PART.18 ~恐れの木曜日~

ボディサイコロジスト、おのころ心平です。
今日は、木曜日。今日1日、どんな気分で過ごしましたか?

「1929年の世界恐慌」は教科書にも出てくる有名な歴史。ウォール街における最初の株の暴落が木曜日に起こったため、後にこの日は「暗黒の木曜日(Black Thursday)」と呼ばれるようになりました。

木曜日は「自我の拡大」を象徴します。なんでも頼まれごとを引き受けたり、衝動買いをしたり、自分を大きく見せようとしたりしてしまいます。ところが金融市場と同じように、まさに「バブルは弾けて」しまいます。自分の本当の器への問いかけ……これが木曜日に起きやすいのです。

第2チャクラをメインセンサーとする木曜日。PART9の解説でご紹介した通り、第2チャクラが不活性になると、誰かに支えてもらっている、愛されているという気持ちが希薄になり、人生に喜びを感じられなくなってしまいます。そして、恐れを感じやすくなり、背骨と腰に力が入りません。

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……というわけで、火曜日の感情BODYは、
恐れるカラダ = fear body

★木曜日に生じやすい = 第2チャクラ = 七情(恐)

★恐れるカラダ
東洋医学では、恐れは「腎」を傷つけると言います。
腎臓はご存知のように血液をろ過し、尿をつくるはたらきがあります。
血液に含まれる余分なものをより分けて、浄化してくれるのです。
しかし、カラダにとって血液とは、まさに「自分自身」。
今の今まで自分だった血液をろ過し、それを手放していくのは、とっても恐いですね。
だから腎臓には、日常においても、
これってほんとうに捨てていいのかな~?
後で使うことない?
やっぱりとっておこうかな~?
といった「不安」や「恐れ」がつきまとうわけです。
でも、だからと言って手放さずにいる状況が続くと、どうでしょう?
血液は濃くなり、毒素がたまり、細菌などの感染を受けやすくなります。
そして、カラダは「自分が誰だか」わからなくなります。

★東洋医学では、気は下降。恐ろしくて腰がぬける。
これが過ぎると、腎臓を傷つけると解説しています。

★fear bodyの兆候
・口グセ:「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」
・スケジュールがいっぱいになっている。持越しストレスが生じやすい。
「本当に自分がやりたいこと、楽しいこと」がわからなくなる。
・恐れに起因するがんばりで、「気」は下降する。
・ダメージ:足のむくみや腰の重み。足首の柔軟性。骨盤がかたくなり、生理不順や月経困難。風邪もひきやすく、鼻炎やのどに炎症が起きやすい。
・感情ボディは、感情ボディは、三角形。血液が滞り、下半身がむくみ、動きたいのに動けない状態となる。第2チャクラが担当する腎臓、卵巣、精巣にも、きれいな水分が回らなくなる。

★fear bodyは、
「不必要なものは手放そう」のサイン。

★fear body対策法
「抱え過ぎ」は、あなたの本当の魅力や能力を相対的に低下させてしまいます。
「私は○○です!」とシンプルにはっきり言えること。自分をシンプルに特化し、自分にしかできないことをする。それ以外は人に任せるのみ。
そして、身の回りの整理整頓、要らない書類や本・雑誌の処分をしていきましょう。使わないまま「いつか使うだろう」と思いつつずっと置いているモノ…。そう、fear bodyには「断捨離」がうってつけの方策なのです。