出逢いのチャクラ PART.14 ~思いつめる水曜日~

思いつめる水曜日。

ボディサイコロジスト、おのころ心平です。
今日は、水曜日。いかがお過ごしでしたか?

ツイッターが昨年おこなった調査では、「疲れた」「眠い」というつぶやきがもっとも多くなるのは、水曜日なのだそうです。
日曜日 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日、土曜日……。
週の折り返し地点の水曜日には、どことなく煮詰まった感じがするのでしょうか。

水曜日の守護星である「水星」は、「知性の星」とされています。
……たしかに頭を使っています。

第6チャクラをメインセンサーとする水曜日。第6チャクラも頭のど真ん中。PART5の解説でご紹介した通り、第6チャクラが不活性になると、こだわりが増幅し、持ち前の問題解決へのイメージ力が低下します。そして、いつまでも同じ場所にとどまることを選択してしまいます。

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……というわけで、水曜日の感情BODYは、
思いつめるカラダ = anxious body

★水曜日に生じやすい = 第6チャクラ = 七情(思い)
★思いつめるカラダ
心配、気がかり、悩み、迷い、思い込み、思い過ごし…これらを称して、東洋医学では「思」と呼んでいます。「ひとつのできごとにはまってしまって、思考が繰り返される状態」。
この現象は、脳研究では脳のあるセロトニンネットワークに電流が流れやすいことから生じているそうです。
たとえば、雨が降り始めて、窓を伝っていくしずくを見ていると、最初に通ったしずくの道筋を次から次へと流れていきますね。この雨のしずくの道と同じように、脳の回路も一度通った回路には、電気信号が通りやすい道というのが出来ています。そして、何度も何度もその道ばかりを通るうち、そこから抜け出せなくなってしまうのです。

ある人の行動とか、

誰かのひと言とか、

ドアの鍵を締めたか?とか、

ガスの元栓を締めたか?とか、

そういうことに思考を奪われる背景には、東洋医学でいう「思」が絡んでいます。

★東洋医学では、思わば、気は固まる。気がふさぐ、気が動かない。
これが過ぎると胃、脾臓、膵臓、消化器系を傷つけると解説しています。

★anxious bodyの兆候
・口グセ:「どうしよう」「でも……」「ただ……」「私はただの○○ですから……」
・じっくり考えすぎて、結論が出たときにはタイミングを逸する。
・視野が狭くなる。気の流れは収縮し、流れを止めてしまうので、かたくなる。
・ダメージ : 「胃」。腸の不活動。慢性的な首すじのこり。カラダのあちこちに小刻みな痛みやぴくぴくした感じ。
・感情ボディは、流れを停めるので、カラダの柔軟性がなくります。また、第6チャクラが担当する「脳下垂体」のはたらき(ホルモンバランス=体内の潤滑油)もスムーズにいかなくなります。

★anxious bodyは、
「決められた役割」の限界アラーム。

★anxious body対策法
ある思考にとらわれた時は「それを考えないようにする」のは無理です。
そんな時こそ、まったく別の回路を使う。
例えば、音楽、例えば、風景、例えば、香り……。
脳回路には無尽の通り道があります。ふだん使っている脳回路から、いったんわき道にそれましょう。

1.通勤の道、通学の道をいつもと変えてみましょう。

2.首をゆっくり左右にまわして180℃。

私の視野はこんなに広いのだ、と大げさに感じてみましょう。

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