今こそ改めて考える! スピリチュアル的SNSの解釈!PART.3

人間は、基本的に朝起きて、昼間に活動し、夜は眠る動物です。
しかし、科学の発達や文化の変化により、人間のライフサイクルも変わって来ました。
ビジネスに於いても、夜間労働を義務付けている会社も多いと思います。
その影響かどうかは不明ですが、現代人は夜型の人も増えて来たのではないかと思います。

SNSの世界も、リアルな世界と同じで24時間誰かしら活動している世界です。
だから当たり前かもしれませんが、時間によって、活動している人の属性も変わって来ます。
職業や年齢も関係あると思いますが、<心>の属性も変わってくるのです。

私たち人間は夜になると感情的になると言われています。
理由は多々あるのですが、一般的に考えて人間は日中に活動する事が多いので、それこそ仕事だったり、家庭だったり、人間関係だったり、たくさんの刺激を受けています。
そんな経緯から夕方以降帰宅すると心身の<気>が抜けて、個人差こそありますが、<健在意識>が穏やかな活動になり、<潜在意識>が剥き出しになってくるのです。
イメージとしては「だら~っ」とした感じですね。

そんな状態で、気合いを入れて外出する人は、あまりいないと思いますので、PCやモバイルでSNSに向かう人も少なくありませんね。
晩酌をしながらSNSを利用している人もいると思います。
もしくは、統計を取ったわけではありませんが、病気か何かの影響で昼夜逆転してしまった人等も、アクセスしてくる率が高くなると思います。

SNSを<魂と魂の交流できる世界>と仮定するとしても、<魂>や<心>が剥き出しということは、良い方を変えると、<狂気>や<混乱>も剥き出しであるということも重要になって来るのです。
一歩間違うと、それらの要素が絡み合って争いが起こる可能性もあるのです。
<ネチケット>が無意識的に薄れてしまう時間帯ですからね。

また、時間の概念を強引に排除してSNSの世界を堪能しようとその世界に入り込んでしまうと、心身が疲れていると言う状態で<理性>が低下しやすくなっている状態が加わるので、ストレスが知らず知らずの間に蓄積されてしまいます。
負荷がかかり過ぎてしまうのです。

結論を言うと、僕たちが人間として生まれて来た以上は、人間としての自然の摂理を尊重しながら、バランス良い生活を送りながら、このSNSという<新しい世界>を楽しんで欲しいのです。

人間は人間らしく、朝起きて、夜眠る。
こんなふうに生きて欲しいと思います。

僕は、SNSというのは、肉体を通さず、<理性>と<感情>と<情報>で、厳密にはそう言いきれないかもしれませんが<魂と魂が交流する>かのような場所だと主張していますし、そう願っています。
世代を越え、性別を越え、職業を越え、学歴を越え、時間や空間も超えてコミュニケーションできるのがSNSだと言えます。
しかし、僕たちはリアルでの時間や肉体は確実に存在しているので、それを完全に切り離すことはできないということを忘れてはなりません。

かつての人間が知らなかった、ネット(別次元)の世界。
それと、今この瞬間を生きている3次元世界。
これらの次元との接点を上手に行き来して使いこなすのも、21世紀を生きる僕たちの新しい魂の修行なのかもしれませんね。

★バックナンバーはこちら