レイ・チャンドラン ガーナ共和国でのプラネタリーヒーリング PART.2

四日目、金曜日には、大統領邸に招かれました。
ここはオランダ人によって建てられた広大な要塞であり、現在の大統領が住み、海外の首脳や使節団が訪れ、会議を行う場所でもあります。興味深いのは、ここが奴隷の移送のために使用されていたこと、奴隷貿易の中心拠点であったことです。

宮殿の警備員の特別な計らいで実際に奴隷が収容されていた場所に行くことができました。
三つの部屋があり、どれも12m四方の小さな部屋で、隣の部屋に通じる狭い出入り口がありました。真っ直ぐに並んだ三つの部屋にそれぞれ、一つだけ、光と空気を入れる中くらいのサイズの窓。部屋に入った途端、この場所が持つ、搬送を待って部屋に入れられた人々の重い感情に打たれました。

部屋にしばらくいる許可を得て、ガイドやティーチャー、特にマスター、エル・モリヤを呼び、この部屋にまだ残っている魂を解放するサポートを求めました。
トーニングを始めるとマスター・トートの存在を感じ、このプロセスを導いていてくれました。
心の目で、エル・モリヤが先頭に立ち、男性、女性、子供達が続いて赤い光の流れとなっていて、ハーメルンの笛吹のようでした。

魂に光りに戻ることではなく、自分達が属する場所に行くことを伝えると離れていく魂の、安心したような、また完了、終了した、というような感情を感じました。哀しみが込み上げ、涙が溢れるのを抑えられません。
エル・モリヤはこの部屋の魂の移行は30時間ほどで完了すると言ってきました。この部屋にいる間、私はメタトロンの光の柱のような白い光りのカプセルに守られていました。

魂に解放のプロセスが始まると、私は聖ジャーメインを呼び、変革を促すヴァイオレットフレームを降ろしました。その後、ロード・メルキゼデクが宇宙のキリスト意識であるプラチナの光を設定します。そして最後に宇宙の神聖なるマハトマが現れ、この部屋に父性、母性の神のエネルギーを設定。
全てがパワフルで感動的な経験でした。

~つづく~

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