ヨーガ療法士カタオカマリコさんによるコラム「幸せとはなるものではなく、感じるもの」

これはマタニティーヨガ養成の際に皆さんに配っている詩です。
ある生徒さんとのコミュニケーションを通じて感じたメッセージを詩にしてみました。
皆さんにもこの知恵がどこかでお役に立てますように。

「足る事を知る」

足る事を知るとは
満たされるために必死になる場所から
満たされている事に気づくこと。
欲しいものと必要なものの違いに気づけること。
貪りを引き起こす心の隙間を知ること。

幸せになる、より、
幸せを感じられる生き方を選んでいくこと。

幸せを感じるとは
感謝の気持ちがあること。


感謝の気持ちがあるという事は
施された事、与えられている事に気づけること。
ほどほどに過ごすから気づくこと。

幸せになるのはすぐにできる。
感謝に気づけばすぐあなたのそこに。

苦しみは幸せを維持しようとしたときに引き起こされる。

維持しようと、もっともっとと貪り始める。
維持しようとする事から外れて、
一瞬いっしゅんから繰り出されるフレッシュな気づきに耳を傾けること。

そうすれば、幸せはいつもそこに。
維持なんてしなくていい。

いつも新しい、生まれたての幸せを感じられるように。