ヨーガ療法士カタオカマリコさんによるコラム「ボディワークとヨガ」PART.3

皆さんはこのボディーワークやヨガを選ぶ際に何を基準にされていますか?
私は相手の人間性はもちろんの事ですが、腕がいいだけで全てを判断する事は避けています。何故なら、スポーツクラブで働いた経験で、法に触れない声掛けを研修で学んできたからです。
治る、改善、またマッサージ(セルフではなく、相手にしてあげる場合の言葉として)という発言は法律的に引っかかるという事でした。

治療や相手の改善ばかりにとらわれていて、法律の逸脱について意識が向いていないという事はとても危険が伴うのです。

もちろん、ヨガは治療に当たらないようにしなければいけません。
全てのエクササイズは基本的に「腰痛が治ります。改善します」と発言してはいけないのです。


案外知られていないのですが、本当はアウトラインな事は多々あります。
たとえば病気の判定、治療行為、マッサージというのは、誰でも使える訳ではありません。

これらは厚生労働省からの国家資格を有している方です。専門の学部で3年以上学び国家資格を持った方々です。

特に治療と、病気の名前を付けるのは医師

法律に基づいてOKな医業類似行為は
鍼灸師、柔道整復師などです。
この範疇の方はマッサージという言葉を使っても問題がありません。

なので、きちんとしたアロマテラピーなどの施術はマッサージ、とは記載せず「トリートメント」と記載しているのです。

法に基づかない医業類似行為
カイロプラクティック
整体、骨盤矯正
気功
温熱・電気・光線
食事療法、サプリメント関係(マクロビオティックなども)
その他
※上記のものをまとめて「療術」といいます。

治す、という言葉はタブーですが、「癒す・和らげる」の表現なら大丈夫です。
治療、もアウトですが、「施術・トリートメント」なら問題ないという事です。


私が信頼している方々は、きちんとこれらの勉強をしっかりと踏まえたうえで施術をしている為、相手を必要以上に依存させず、またセラピストがクライアントをコントロールしないので、ゆっくりではありますが着実に生活精神レベル向上へと繋がり、その土台が、自分が作った病気や主訴に対して気づきを持って、自ら改善しようと生活態度を改めはじめます。

~つづく~

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