フレッシュ素材でつくるカクテル「ミクソロジーカクテル」

ミクソロジスト(ミクソロジー)とは?“mix”の造語で、フルーツや野菜、ハーブなど新鮮な素材を使って作るカクテルのこと。ロンドンが発祥の地といわれ、今では健康志向の高いニューヨーカーの間でも大ブレイクしている。お酒は好きだけれども健康志向の強い女性やカクテル愛好家を中心に関心が高まり、最近では日本でも都内を中心にミクソロジストがいるバーが増えています。「パフォーマンスとして、カクテルのつくる過程を楽しんで頂けるのもミクソロジーの醍醐味。カクテル本を読むよりも、料理本を読むことが多くなった」とおっしゃるのは、南青山の隠れ家ダイニング「Diningbar Ratia」のバーテンダー梅沢さん。果実や野菜のうまみを引き出す為、素材を搾ったり、すりつぶしたり、バーナーであぶったり、またハーブやスパイスと組み合わせたりしながら、見た目も味も珍しいカクテルにつくりあげます。そこで、ご家庭でも簡単につくれるミクソロジーカクテルのつくり方をご紹介。ぜひ、お友達を呼んでミクソロジーカクテルパーティ開いてみてはいかがでしょうか?

梅沢拓馬 Profile

さまざまな飲食店勤務。同時に基礎技術や接客等を学び、現在Diningbar Ratia兼Hiroko-mode ebisu店長を務める。フレッシュフルーツや野菜、ハーブを使ったカクテルを提供する“ミクソロジスト”としてメディアに紹介されるなど、若手バーテンダーの中でも注目の存在、現在カクテルスクールも行っていて好評を博している。

 

■必要な道具

a:メジャー b:シェイカーc:バーススプーン

 

しょうがと赤ワインで身体を温める

ジンジャーマイルドワイン

■材料(1杯分)しょうが 適量  赤ワイン100ml(料理用でもOK) はちみつ ティースプーン2杯 オレンジor グレープフルーツ

■つくり方

1.しょうがを一枚スライスしたものと程よい大きさをすったものを用意

 

2.小さな鍋に200mlの赤ワインとしょうが(スライス、すりおろし)と、はちみつティースプーン2杯を入れてかき混ぜて、1分~2分半煮込む。※はちみつはお好みで調整

 

3.グラスに移し、オレンジorグレープフルーツを飾り付けて完成。

※お好みでシナモンパウダーを加えてもOK。

 

 

柚子のビタミンとクエン酸で疲労回復と美肌効果

柚子ジントニック

■材料(1杯分)ジン40ml  柚子1/2カット トニックウォーター 適量

■つくり方1、柚子を半分にカットして、種が入らないように茶こしを使いながらグラスに絞る。2、グラスに氷を入れ、ジントニックウォーターを入れる。3、軽くかき回して完成。

 

 

今が旬の青りんごで、スッキリとした味わい

青りんごとはちみつのマティーニ

■材料(一杯分)ウォッカ40ml、青りんご1/2個 グレープフルーツ1/2個 はちみつ ティースプーン2杯

■つくり方1、皮ごとカットしたリンゴを丁寧に潰す。2、絞ったグレープフルーツとウォッカにはちみつを加え、味を調整する。※はちみつはお好みで調節。3、シェイクしてグラスへ注ぐ。3、グラスに移し、オレンジorグレープフルーツを飾りつけて完成。※お好みでシナモンパウダーを加えてもOK。

 

Diningbar Ratia

東京都港区南青山4-17-4 Hiroko-mode minamiaoyama1F・B1

TEL:03-3479-4697

営業時間:18:00~24:00(LO23:00)

各種イベント、貸切時のみ日曜営業

http://www.ratia.jp/diningbar