ヒプノセラピーで伝えられたモーゼからのメッセージ Part.2~愛を持って伝えることを目的にして行けば、どんなに強い言葉であっても相手の魂に響く~

ヒプノセラピーの中で、クライアントの美枝子さんは、自分が眠りから目を覚ます必要があるということを認識していました。そして、美枝子さんは、再び、モーゼから伝えられるメッセージを淡々と言葉で話していきました。

 

『まだ、眠っている。眠っていることをどんどん解いて行け。そのために必要なことは、自分における信頼を取り戻すことだ。自分に対する不信感をたくさん、たくさん、あなたはかけてきた。この世にまみれてしまっているが、この世を経験する大きな材料だったことも忘れてはいけない。
不信感を覚えることで、この世というものを知ったことになる。だけども、それはもう役に立たないので、それはそれでよい。世の中を十分知ったであろう。だから、これから自らに対するビリーフシステムを変えて行きなさい。ビリーフシステムの中にあるたくさんの悲しみ、苦しみ、屈辱、後悔、痛み、責め、恥、すべてあなたの生存のために役に立ってきた。
けれども、そのビリーフシステム一つひとつを外 すことによって、たくさんの神々との契約を思い出していくことになる。チェックすることで一つひとつを外していくので、このたくさんの自分にかけてきた不信感、ビリーフシステムを変えると思っただけで、全部の謎は解けてくる。
それを自分が自ら、自分で自分の封印を解いていくこと。その封印を解いていくことがこれからのたくさんの人々やたくさんの聖地にかけられた封印を解く大きな鍵になってくる。
だから、役目を忘れているのではないか。いつまでも、忘れているのではないか。それを思い出すときが来ているのではないか。』

 

美枝子さんは、“お爺さん(モーゼ)が杖を振り上げていってます”と話しました。美枝子さんはモーゼのリアルな映像とともにメッセージを受取っているようでした。“それ だけあなたの役割や使命が大きなものであって、もう始めなさいということですね”と私は美枝子さんに伝えました。

“そうです。やりなさいと。できるところからやればいいと。勢いがついたところでこれと思ったらやるということです”と彼女はモーゼからのメッセージを確認するように語りました。そして、再び、美枝子さんは、モーゼが伝えるメッセージを、言葉で続けていきました。

 

『あなたがいろいろな人に出会って、いろんな人のホームページやいろんな人の文章を読んで、感じ、表現していることは、とてもいいことだ。その人たちの封印を解くことになる。
人間のあなたは、なんでこんなことをいってしまったのだろう、書いちゃっただろうと自分を責める気持ちになることもあるんだけども、そんなことは一切ない。今までそれを言わなかったからこそ、腹を押さえてきたというか、ブロックがいっぱいできただろう。もう、それはしなくて良い。
あなたの豊かな表現力というのは私たちが授けたものだ。沢山の比喩とか例えとかは教えてきたので、それを駆使していきなさい。一つ忘れないのは、愛を持って伝えることを目的としていれば、どんなに強 い言葉であっても、相手の魂に響く。
そのとき分からなくても、必ずや相手の楔(くさび)となって封印が解けていくことになるので、身近なところからやりなさい。今はそれをまずやっていくことによって、それが仕事にしたって、いわゆるお金を生むことにもなっていく。今は別のことでお金をもらっているということで、それはそれでいい。
なので、今は身近な人や周りの人に対して、機会が与えられたときに限り、言っていい。それは、私たちから背中を叩かれていることであって、相手がそれに気づかなくてもいい。相手は、”え、なんであなた、こんなことを”と、やっぱり一介の人間はあなたを見て思う。
でもいいんだ。私が背中を叩くときは、神々の神殿から降ろされた言葉なのだか ら、相手の魂の成長を思ってのことなので、私を使って肩を叩いているのだから。それはもう遠慮せずにぼんぼんいいなさい。書きなさい、表現しなさい。
相手の魂が遅々として進まぬことを、相手のガイドが私たちを通していわせていることなので、それに関して何も後悔したり、責めることはない。』

 

ヒプノセラピーでの美枝子さんは、顕在意識と潜在意識がつながった催眠状態に深く入り、モーゼからのメッセージを受取り、それを自分の言葉に翻訳して流暢な日本語で話していました。美枝子さんは、一連のモーゼからのメッセージを一気に話した後、顕在意識で認識する間が与えられているようでした。
“モーゼとはどういう繋がりなのでしょうか?”とヒプノセラピーの中で私は美枝 子さんに聞きました。”メッセージが心に染みるのです。モーゼとの関係は凄く近い、親子のよう。ぴったりしています”と美枝子さんは答えました。
“魂を共有しているのでしょう”と私は伝えました。”海なのに滝のようになって見えます。滝があって道があります”。ヒプノセラピーのなかで、美枝子さんはモーゼが紅海を渡っている場面をリアルな映像で見ていました。
“モーゼが伝えてきたあなたの役割は、人と土地の封印を解除することですね”と私はいい、美枝子さんに確認しました。”役割は人々の封印を解いて覚醒させること、土地を解くことです”と彼女は認識して、再び、モーゼからのメッセージを語り始めました。

 

『覚醒させる役割があって、何をしてもできるのだけれども、よりやりやすい形に移行してくるであろう。なので、意識的にそういう場を選んでいくことが必要であって、その道はすべて与えられる。
それは神々がすべて早くしろということで与えられるので、それは、お金に関る関らずに関係なく、やるべきこととなる。そして、生き方が変わる道筋はすべて用意される。恐れを持つな。すべては上手く行く。すべて流れがつくように、そうする。』

 

“ここまで言っているんだから上手く行かないはずがないと(モーゼが)怒っています”とヒプノセラピーのなかで、美枝子さんは笑みを浮かべながら言いました。
モーゼの言葉からは、美枝子さんを何とか目覚めさせて、成すべき役割を果たして もらいたいという強い熱意が伝わってきました。

(つづく)

PART.1