スピリチュアル体験を通して始めたカンボジア支援活動 PART.2

5月22日。金環日食の翌日、私は憧れのセドナに到着しました。
宇宙からのエネルギーも相まってなのか、山々の迫力と澄み渡った空が、この世のものとは思えない感覚を与えてくれます。

『天使の羽』と呼ばれる美しい雲が期待を裏切らずに出てくれていました。
さすが、アメリカでも屈指のパワースポットなのだと、感心しきり。
本当にパワーの強いボルテックスが発生していることが感じられました。

お昼はフランス料理のレストランに入りましたが、こちらもさすがアメリカ、前菜だけでお腹いっぱいの分量。本当に小食のアメリカ人ときてよかった!
セドナを熟知しているこの友人は、そんな私をガイドブックには出ていないスポットに連れていってくれました。

場所は静かな川沿いのハイキングコース。ひっそりとした森の中を歩いていると、すごく暖かい意識を感じる岩があり、私は思わず手を合わせてお祈りをしました。

その途端、やさしい風が岩の方から吹いてきました。
まるで歓迎してくれているような、やわらかい風。友人も同時に感じてくれていました。二人で思わず顔を見合わせて、笑顔になってしまいました。

何かがある……そう確信してその岩沿いを歩いていくと、その岩はなんと女性の顔と乳房を持っていました。はっきりと顔、乳房、髪の毛がわかる不思議な岩。
私が最初に何かを感じたのは、その岩の髪の部分でした。

ふと向かい側の崖に目をやると、その上にはシバリンガムのような岩が。そのまた奥地にはネイティブの横顔の様な巨石が見えました。
本当に不思議なくらい平和な場所。あたりには、松、羊歯、りんごの木が素晴らしいブレンドの芳香を放っていました。

さらに、その場所の向かい側には人工的に積み上げられたような四角い要塞のような山がありました。ここは地球なのか?と疑問に思うくらい、自然の創造物に圧倒されました。
帰ってから、この場所で私が撮った写真を見ると、虹の玉が写っていました。
それは、この旅に出る前に聞いた「虹の戦士」というネイテヴに語り継がれている、祖先の魂に違いないと確信しました。
http://www.amazon.co.jp/%E8%99%B9%E3%81%AE%E6%88%A6%E5%A3%AB-William-Willoya/dp/4872334795

そして、次の週。私は再度セドナに訪れるチャンスに恵まれました。
今度は、カテドラルロックから始まるシャーマニズムの旅です。
カテドラルロックは女性性の山。そこにいくと大地とつながり、磁気が強く体を揺さぶるということでした。
私がその前に立つと、下からエネルギーが体中に響き、チャクラのエネルギーが整えられたのがわかりました。
そこの波動が、どんどん体に巡って活性化していきます。

同行してくれたシャーマンは、私達をやさしく見守ってくれながら、タイミングを見てエネルギーが細胞に染み渡るように、チャンティングとドラムを鳴らし続けてくれていました。
シャーマンは、「出てきたヴィジョンを忘れないように、それは未来のあなたの行き先を示唆しているから」と教えてくれました。
私も友人もそれぞれのヴィジョンが出てきました。
そのヴィジョンは私にとって意外なものでしたが、この土地にきたからこそ与えられたものだと思いました。

そして、このカテドラルロックでセドナのエネルギーを深く味わう下準備が整った私には、さらにディープなボルテックスツアーが待っていたのでした。

 

(つづく)