アレルギー、膠原病などの難病完治率90%!奇跡の治療法「抗体置換療法」

Trinityのブログでもお届けしている編集部・フジコの自己免疫性肝炎日記。

この自己免疫性肝炎をはじめとして、「自己免疫疾患」と言われる病気は、その名の通り“自分の免疫が起こす疾患”。通常は異物を排除したり、病気にならないように身体を守ってくれている免疫機能が、なぜか正常な細胞や組織にまで攻撃をしてしまうという病気。

自己免疫性肝炎、自己免疫性膵炎といった特定の臓器に作用するものもあれば、いわゆる膠原病や関節リウマチなど全身に及ぶものもあり、最近亡くなった安岡力也さんが2006年に発症した、ギラン・バレー症候群も自己免疫性疾患の一つです。

原因不明の病ということで、現在のところはステロイドなどで症状を抑えたり、痛みを和らげるという手段しか一般的にはありません。そんななかで、いま注目されている治療があります。それが「抗体置換療法」。

これは、京都の岡崎公彦先生が著書「究極の難病完治法」で紹介しているもの。すでに、この抗体置換療法で600を超える症例をお持ちで、自己免疫性疾患のほか、完治の難しいアレルギー性疾患などにも有効で、治療を途中で辞めさせしなければ、100%に近い治癒率という実績があるというまさに奇跡の治療法です。

膠原病やアレルギーというのは、原因が酷似しているそうで、どちらも異常特異抗体が直接に症状を起こす細胞に付着して発病させます。その細胞というのはアレルギーでは「肥満細胞」、膠原病では、一種のリンパ球である「キラー細胞」。

異常特異抗体とは、アレルギーの場合はアレルゲンの抗体であり、膠原病の場合は自己抗体といって、患者自身の臓器の抗体のこと。これが、アレルギーを引き起こす原因物質であるアレルゲンに反応して症状が起きるのです。岡崎先生の治療は、このアレルゲンに反応して症状を引き起こす抗体を、異常のない抗体に置き換えてしまうというもの。そうすれば、身体に症状を引き起こす抗体がいなくなるわけですから、根本的な治療を導いてくれるというものです。治療法は、その置き換る抗体を定期的に皮内に注射する方法。地道に続ければ根治率も90パーセントを超えると言われています。

身体のなかから、症状を引き起こす抗体を追いやるまでには人によって個人差が大きくあるそうです。けれど、難治性の自己免疫性疾患から、毎年多くの人が苦しむ花粉症などのアレルギーまで、いわゆる根治が難しいとされている病気に対する特効薬となりうる「抗体置換療法」。

著書のなかには、病気の治癒に大切な心のこと、仕事世界について、宇宙の法「ダルマ」やカルマについてなどスピリチュアルなお話ももりだくさんです。

今後、さらなる注目を浴びるのではないでしょうか。