アリソン・デュボア連載 2009年2月

Allison Dubois アリソン・デュボア
ミディアム アリソンデュボア写真
死者と交信できるという特別な霊能力を用いて、犯罪捜査などにも協力するというアリソン・デュポアさん。彼女の人生をドラマ化した海外ドラマ「ミディアム」は、日本でも話題となっています。その一方で、私生活では妻であり3人の子どもをもつお母さん。霊能者として、母として妻として。パワフルに活躍するアリソンさんからのメッセージをお届します。

2月ってとても素敵な月ですよね。バレンタインデーにむけてのバラの花やスイーツなどを用意していると、ワクワクしますよね。私は2月が大好きです!私は皆さんにバレンタインデーを単なる『特別な人と一緒にディナーを食べる日』ととらえず、少し違った角度からとらえてみてほしいと思います。バレンタインデーは、『愛をしっかりと再確認する日』であり、普段よりもセンチメンタルな日なのです。この日にペットを家に迎え、家族の一員として新たな人生を築き始めることもよいでしょう。ペットは私たちの人間の心を豊かにしてくれるだけに限らず、私たち人間の優しさも一生を通して彼らのペットの心に届くでしょう。そして親戚のなかの年配の方々にも電話をしてあげることを忘れないようにしましょう。パートナーを既に失ってしまった年配の方ならなおさら、昔の楽しかったバレンタインデーを思い出すきっかけになりますし、電話をすることで年配の方はひとりぼっちの寂しさから解放されます。 創意工夫をこらしたプレゼントもよいでしょう。たとえば、家系図を自分なりにつくり、パートナーへ贈り、シェアしてみてはいかがでしょう。最近ではコンピューターで比較的簡単につることが可能です。また、写真や絵をスクラップブックにまとめてプレゼントにするのも面白いでしょう。今までやれなかったことをこのように形にするにはよい機会ですよね。 また、自分では着なくなった洋服を寄付することもよいでしょう。フード・バンクや施設に缶詰などの食料品を寄付することもまた、大変喜ばれる行為です―それらを必要としていて、喜んでくれる人々は沢山います―  このバレンタインデーに、生きていてパートナーと共に人生を楽しめることそのものに、感謝し、有意義な時間を過ごしましょう。

Happy Valentine’s Day, アリソン、ジョー、3人の子どもたちより
【Profile】

Allison Dubois アリソン・デュボア
1972年1月24日、米・アリゾナ州フェニックス生まれ。6歳の時から、死者の声が聞こえたり、彼らのビジョンを追体験するなど、霊能力を芽生えさせる。地方検察官を目指し、検事局でのインターン中に、霊能力を使って事件捜査に協力を始める。以降、数々の事件に尽力・功績をあげてきた。彼女の霊能者としての人生をドラマ化した「ミディアム」は、主演のパトリシア・アークエッドがエミー賞にノミネートさせるなど高い評価を受けている。日本でもwowowにて放送中。DVDレンタルはシーズン1のvol.7まで。9/21にはシーズン1のコンプリートBOXが発売される(パラマウントホームエンタテインメント)。 著書/アリソンさんが、ミディアムという存在を通して伝えたいメッセージが凝縮された2冊。 「あの世から届く愛のメッセージ」(1,680円)、「愛する人の霊はいつもあなたのそばにいる」(1,785円)以上徳間書店

Photo: Tomoko Tominaga