アラン・コーエンさん×てんつくマンさん 対談 PART 4

てんつくマン(以下て) : 僕、新幹線の中で、両隣に誰もいなかったので座禅みたいに足を組んで座って目を閉じて、アランさんを自分の中で感じて「アランさんはどういうメッセージをくれるかな」って、ずっと対話してたんです。ずっと愛を感じてました。でも、実際に会ってみたら、さらに今めっちゃ愛を感じてます。 アラン・コーエン(以下ア) : 今、「愛の意識」という空間にみんなでいますよね。お互いにその空間に入ることを選んだから、出会っているということですよね。 て : アランさんの本を読んでいる時に、途中からフワ〜って愛に包まれていくっていう感覚になったこともあるんです。僕のテーマの一つに「ただそこに居るだけで、人が元気になったり癒されたり、言葉を発しなくてもそうなれる。そういう人になりたい」というのがあるんですが、本を読んでいた時に「これだ!」って。絶対にアランさんに会いたいと思ったんですよね。 ア : もうあなたは癒しの存在ですよ。これもセミナーでよくお伝えするフレーズなんですが、「それをとらえられたら、得たも同然」。何かに気づいたということは、自分の中にあるからこそ、外側に見えた、ということなんですね。僕に「愛があり受け入れる人に見える」とおっしゃってくださるということは、てんつくマンさんがそういう人だから、僕をそう見てくださってると思うんですよね。 て : そっか~。なるほど~。 ア : 僕から見ても、あなたは「誠意があってすごくユーモアがある方」に見えます。僕の中にもそれがあるから、お互いを鏡としてみあっているのかなって思いますよね。この場合はいい鏡になっているように思いますよね。 て : うんうん。そうですね。 ア : ところで、てんつくマンさんがやってらっしゃるワークショップというのは、どんなタイトルで、どんなことを教えているんですか? て : 「笑い楽しみながら未来を開くワークショップ」ということをしてます。 ア : すごくいいですね。 て : 僕、実は元コメディアンなんです。 ア : 聞いてました。 て : 実はコメディアンになったのも、なりたくてなったんじゃなかったんですね。高校の担任の先生と「卒業したらどうする?」って面談の時、僕は未来のビジョンがまったくなかったんですが「コメディアンになる」って言ってしまったんですね。 ア : きっと、心の深いところでわかっていたんですね。 ★バックナンバーはこちら TEXT:丸山桜奈 PHOTO:和田咲子