ゆうわ生活・成田かず子さんの95%野菜ディナー。「野菜から頂くのは栄養だけでなくそのパワー」

Trinity vol.42「銭姫になる」で、オリジナル家計簿の監修をしてくださった成田かず子さん。心と体を快適にする即効ノウハウ「ゆうわ生活」を提唱し、宇宙バランス食という食事法や、かかと落としなど、実践を通じて幸せになれることを、体感できるライフスタイル(生活方法)から提案されています。

先日、成田さんからご招待をいただき、95%野菜食という夕飯をごちそうになってきました。まずは、そのメニューからご覧ください! コンセプトは…ベジ・イタリアン

<上の写真>
■豆腐ステーキイタリアン風
お豆腐にコク出しの味噌を加えて蒸した豆腐ステーキ。お隣の付け合わせは、レンコンやタケノコ、ピーマンなどの種の野菜をマヨネーズとピリ辛のケチャップで。

■野菜まるまるスープ

カブにマッシュルーム、トマトの丸さがうれしい、癒しスープ。彩りは蕪の葉の緑で。 干しエビの出しが甘味を引き出して、食欲のない日や、夜食にもぴったりです。

■切り干し大根のサラダ(手前)と、春キャベツのガーリック風味(奥)

新鮮! 一見、切干大根が入ってるとは思えないサラダは、よくある切干大根の煮物に、スライスオニオンを加えて、オリーブ油とバルサミコを振っただけというシンプルさ。味わいの深さはさすが乾物。
旬の春キャベツは、オリーブ油を少したらしたお湯に、ガーリックと塩を少々加えてさっとくぐらすように茹でておしまい。油揚げを小さな△に切って混ぜ、ミントを散らしてイタリアンに変身。胃にもやさしいので、モリモリ食べられちゃいます。

■豆乳リゾット

ほんのりあさりの風味が香るリゾット。こっくりとしているけれどヘルシーなんてうれしい限り!

■デザート

台湾スイーツ「豆花」のアレンジ。水きりした本物の絹ごし豆腐に、パッションフルーツ、グアバなど南国のフルーツで香りと甘みを加えます。お豆もたっぷり。しっかり甘いのにさっぱりといただけます。

野菜以外の5%というのは、お出汁のかつを、干しエビと、あさり3個の分。たっぷりの野菜をしっかりいただくと、本当に心が満足します。
「野菜には、栄養を生みだす力があるんです。だって、そもそも土の中にビタミンやタンパク質があるわけじゃなく、野菜は土から吸い取った養分で自らビタミンなどの栄養素を作り出してしまう。種から芽を出し、花を咲かせまた種を作る。その成長エネルギーを頂いて、私たちは元気を得ているんです。」と成田さん。
このお料理には、油もほとんど使われていません。けれどゼロではなく、オリーブ油など体にいい油が、適宜少量。

「脂っこい食べ物や高たんぱくの物をたくさん食べると、胃もたれするでしょう? あれは大量の食べ物を消化しようと胃が、胃酸を一気に出すんですが、あまりに胃酸が出過ぎると、腸が胃酸によって溶かされてしまうから、胃酸が入らないよう腸の入口をふさぐ物質が出る。それで食べ物がいつまでも胃に停滞して、お腹が張ったりするんですよね」 でも野菜だと胃酸の分泌が少ないから、胃から腸にスムーズに食べ物が送り込まれ、おなかに優しいというわけ。

何でも過度はよくないということですね。ご自身は、ほぼベジタリアンに近い食生活ですが、「甘いモノも楽しみますよ。何でもいただきます」と、気張らずに日々のなかで自分に合った食事を実践。ご自宅でお料理会もよくされるそうで、その時の参加者に合わせて季節の素材を使った滋味たっぷりのメニューを楽しまれるとか。その時々の直感による創作なので、「まったく同じ料理は二度とつくれない(笑)」と成田さん

成田さんは、昔からサイキックなお力をご自身で感じられていたそうです。
そして、米国「エサレン超心理研究所」でエサレンマッサージを学び、サイキックトレーナー、ジョージ・キングより、サイキックマッサージのスペシャリストとして認定されています。その後も、天命に導かれるように、シュタイナー医学やチベット、中国などの東洋医学、気功を学ばれていらっしゃいます。インドをはじめ、世界の聖者ともたくさん会われていらっしゃる成田さんのお話は本当にディープで、けれどしっかりこの体で現実を生きることの大切さも教えてくれます。

今後も、成田さんの素敵な体験などをご紹介していきます。

 

ゆうわ生活
http://www.h6.dion.ne.jp/~yuhwa/

成田かず子さん監修の「Happy Money ワークブック」 が掲載されている
Trinity vol.42はコチラ

 

成田かず子

日常に精神性を取入れることをはじめたのは、30年も前、「気」という言葉も誰も使わなかった時代のこと。きっかけは6歳の娘が余命のない難病になったことから。死を見つめて過ごす中で教えられた、『体』というハードと、個々の『気質』というソフトのコラボ。 そして娘は奇跡の回復。以来、東洋医学やインド伝承医学のアーユルヴェーダ、シュタイナー思想などに学ぶ。
中国大雁気功の第一人者から、『気読』(気を読む)、『経絡敏感人』(体のエネルギーを感じる人)、と認定。 また米国『エサレン超心理研究所』では、Drジョージ・キングより、サイキックマッサージのスペシャリストとして認定される。
現在、『ゆうわ生活』として、体質や気性にあった日常生活(衣食住と運動)を提唱。
独自に考案した、『かかと落とし』ダイエットや便秘などの改善策として、テレビや健康雑誌や女性誌などで紹介されている。
著書『気をデザインする』ダイヤモンド社
『気を生かすバランス食事法』三一書房
『内臓バランス健康法』実業之日本社
*(冊子)『お金と言う名のエネルギー』
*(冊子)『運の法則Part1、Part2』 他