別名「ジプシー」と呼ばれるロマニー族に伝わる恋のおまじない。世界各国を旅するなかで一族に伝わる白魔術をご紹介します。あなたの恋の悩みもロマニーの魔法で叶うかも!
愛を深めるロマニーの魔法
~恋愛・片想い編~
★両想いになるには?
あなたがだれかを好きになり、その人にもあなたを好きになってもらいたいときに使うおまじない。
まず、ピンク・青・金色のキャンドルを1本ずつと2本のバラを用意しましょう。愛の女神ヴィーナス(金色)の力が強い金曜日に、キャンドルに火をともしてください。そして、キャンドルの右か左のわきに、鍵を1本と蹄鉄を1つ置きます(鍵も蹄鉄の、アクセサリーやオモチャでかまいません)。鍵はあなたの心の扉を開くものを、蹄鉄は幸せな恋愛運を象徴しています。
2本のバラは、あなたとあなたの好きな人をあらわすもの。そのバラと鍵と蹄鉄をあなたの好きな人の服で包みます。その人の服が手に入らない場合は、あなたが身につけたシルクのスカーフを使ってください。
包んだものはベッドルームにある引き出しに入れ、14日間そのままにしておきます。15日めに服(またはスカーフ)を取りだし、包んであったバラがまだ枯れきっていなければ、かなりの期待がもてるというしるし。花びらはポプリにするか、花ごと土に埋めるかしてください。鍵と蹄鉄は幸運のお守りとして、たいせつにしましょう。
この結び目を好きな人の枕の下に置いておけば、その人とは永遠に離れることがないそうです。結び目をほどくと幸運は逃げてしまうでしょう。
★恋人に電話をかけさせるには?
恋人とちょっとしたケンカをしてしまって、カレから先に折れてほしいと思うときにぴったり。月が満ちていく時期にはじめるのがベストですが、そんなときに待てないなら、月の満ち欠けを気にしないでおまじないに取りかかってください。
まず、恋人とあなたの写真を1枚ずつ用意します。クリップなどで写真の表と表を合わせるようにして留めてください。こうするとお互いの姿が重なって、カレにはあなたの顔以外、見えなくなるというわけです。
そして、重ねたままの写真を下着入れの底に入れておけば、すぐにカレから連絡があるはず。それも思いがけないほど早く電話がかかってきたり手紙が届いたりするでしょう。
カレが会いにきてくれるかもしれません。
■出典:「あなたを幸せにする109の魔法」(ワニブックス)
■プロフィール
ジリアン・ケンプ Gillian Kemp
フリーライター、占星術家、ジャーナリスト。イギリスの雑誌などに星占いの連載を持ち、自身もケーブルテレビなどに出演。一流ホテルやレストランのパーティでは霊視能力を披露することもある。著書に「The Dream Book」「The Love Magic Book」。