『運命鑑定士』が教える!「ご縁の法則」とは?~流動編~

「人は、出会いと別れを繰り返して成長していく」と、いわれてます。
これはつまり、「人は、<ご縁>を通して成長していく」ということなのです。僕も、あなたも、今までにたくさんの出会いと別れを繰り返してきたと思います。

たとえば、幼稚園に入園して初めて家族以外の集団に属した時。一気に、たくさんの<ご縁>で繋がります。仲が良かった子。嫌いだった子。いろいろいたと思います。
そして、卒園すると<ご縁>が大きく動きます。みんなそれぞれの小学校に別れて行ってしまうので、それでも、<ご縁>が繋がっている人とはとても深い<ご縁>だと思います。
小学校でも、中学校でもそうですよね。
特に中学校に入ると、部活なるものが登場します。そうすると、今まで仲良しだった子が、必ずしも同じ部活に入るとは限らないので、そこでわずかに距離ができます。活動時間も異なって、接点も異なるので違った集団での価値観などを吸収していきます。
高校は、義務教育では無いので、ますますクラスメイトと同じ進路に進むとは限りません。
大学や専門学校も然りです。
社会に出ると、もっともっと人間関係が変わってきます。
こんなふうに、数えだすとキリがないほど、僕たちの<ご縁>は変化していっているのです。
僕たちは、<ご縁>のプロセスによって膨大な学びを得ているのです。たとえ、本人がそれを意識していなかったとしても。
ここで、覚えて欲しいのですが<ご縁>は流動的なのです。だから、<ご縁>が変化することを恐れないで下さい。僕たちは、変化を恐れる節があります。予期せぬ出来事に対処するリスクを、本能的に排除しようとする傾向があるからともいえます。
しかし、<諸行無常>という言葉があるように、<ご縁>の動きを止めることは誰にもできないのです。

僕たちは、それを楽しめばいいのです。
途絶えてしまった<ご縁>に対しては「あの時、アイツに出会えて本当によかった!」「あの時、あの子に出会えたから、こんな自分になれたんだ!」と思えたら素晴らしいですね。ステキな<良縁>です。

その<ご縁>から得た学びを今後に役立ててくれたら文句なしに素晴らしいです。「あの時、アイツにさえ出会わなければ……」「あの時、アイツに出会ったから、こんな目に……」、という<悪縁>も、結果的に<ご縁>を切る>ことが出来たのであれば、最悪ではないかもしれません。

そして、そこで得たネガティブであれ何であれ学びを次に活かすことが出来たら、新しい<ご縁>でその学びが開花するかもしれません。
途絶えたと思っていた<ご縁>も<再開>という形で復活することもあります。いつも一緒にいなくても、実は<ご縁>が切れてしまったわけではない、ということもあるのです。
お互いが、違う<ご縁>を通して学んで来たことを、再会することで新ためてシェアすることもできるのです。
すばらしいですよね。久々にあった古い仲間が、いつの間にかステキに輝く人に大変身していたら。

ちなみに、今の話は現世での話ですが、スピリチュアル的にいえば、<ご縁>は、前世からの繋がりも、来世の繋がりもあります。そう考えると、現世でも来世でも、僕たちの<ご縁>が未来永劫繋がったり離れたり、再び繋がったりした時、いつでも、恥無くて済むように心がけた方がいいと思えていますね。

僕たちは<ご縁>を通して一体何をしているのかといえば、つまり《魂の成長》を促進させているのです。

いつも応援してくれているあなたとの<ご縁>に感謝します。
今、新たな<ご縁>で繋がってくれたあなたに感謝します。
これから出会うであろう<ご縁>にも、とても期待しています。
ありがとうございます。

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