『運命鑑定士』が教える! 「あなたの存在理由」とは?

「私なんて生まれてこなければ良かった……」
「私なんて、何の価値もない人間なんだ……」
「私は、きっと何かの間違いで生まれてきたに違いない……」
こんなふうに言う人は、あなたの周りにいませんか?
もしくは過去に出会ったことがありませんか?

別の言い方では、こんな人。
「<存在理由>が知りたい」

この<存在理由>という言葉ですが、僕が記憶している限りでは、90年代(20世紀末)に『新世紀エヴァンゲリオン』というアニメが流行り出した頃から、この言葉を聞くようになった気がします。もしかしたら<レゾンデートル>という言葉で記憶している人もいるかもしれませんね。
余談ですが、世紀末になると大きな節目を迎えるので、次世紀に対する心の切り替えをするためにも、自分の存在にフォーカスする人が増えるのかもしれません。
もちろん、それ以前にも<存在理由>を知りたい人はたくさんいました。
宗教の歴史などを遡ってみると、その辺のことが詳しくわかるかもしれません。

今回は、「私がこの世に生れて来た理由」という大きなテーマをお話ししたいと思います。
<催眠療法>を受けたことがある人なら、イメージがわきやすいかもしれませんが、<存在理由>にもいろいろあって、
<『過去世(前世)』での存在理由>
<『今世(現世)』での存在理由>
<『来世』での存在理由>
などがあります。
前世や来世の存在の価値観は人さまざまですが、とりあえず、その時々命を持った時は<存在理由>があると思ってください。
もったいぶらずに単純明快に<存在理由>を説明すると、つまり「何らかを学ぶ必要がある」、と言うことです。
冒頭で、「生まれてこなければ……」ということを書きましたが、これはこれで<存在理由>の課題なのです。
例えば、生まれてこなければ良かった、と思えるほどの出来事があったからこそ、そういう発想に至っていると思うのですが、そこで<存在否定>することが、<存在理由>ではないのです。
「どうしてこんなことになってしまったのだろう?」という疑問は当然あって構いません。失敗や挫折から何かを学ぶことも、<存在理由>の1つなのです。
逆に、何不自由なく裕福に暮らしているという生き方も、そこに何らかの学びがあるのです。
「ステキな友達がたくさんいるって、こういうことなんだ」
「お金が有り余ってると、こういうことが出来るんだ」
という感じです。

もちろんこれは一例なので、他にももっと重要な学びがあるかもしれません。
<存在理由>の学びは、ポジティブな側面もあればネガティブな側面もあります。
ただ、楽しい学びであっても、辛い学びであったとしても、そこで甘んじるのではなく、更なる<魂の成長>を目指すことも<存在理由>の1つです。人生には、いろいろな事がありますが、すべて学びです。それが、<存在理由>です。

魂はずっと成長を続けるのです。
だから、あなたの<存在理由>から、たくさんのことを学んでください。
そして、愛ある豊かな生活を目指し、シェアしていきましょう。