「心の泉を浄化するために大切なこととは」 美のカリスマIKKOさん講演レポート

ビタミンカラーのゴージャスなドレスとメイクで、世の中に漂う不安感を、「どんだけ〜」と吹き飛ばしてくれる、美のカリスマIKKOさん。そんなIKKOさんが六本木ヒルズで無料講演と聞き、このチャンスを逃さんとばかりに行ってきました!

イベントは、“輝く女性”がテーマのファッションショーから華やかに始まり、会場の空気が盛り上がったところで、待ちに待ったIKKOさんが登場。ゴールドの刺繍のイブニングドレスに真っ白なミンクの毛皮をまとって現れた姿は、まさに女神(ゴッデス)。会場からも歓声が! 辺りに漂う、なんとも甘く切ないヴァニラとココナツのような官能的な香りは、幻の香水と呼ばれる「ヨープ」と、廃盤になっているディオールの「プワゾン」。そして、IKKOさんプロデュースのオリジナルフレグランス「ゴージャス」だそう。重ねづけによる複雑な香りも、IKKOさんのオーラの一部なのだと納得。

「心のボーダーを超えよう 女が活きれば日本が輝く!」というテーマのイベントの主催は公益社団法人 東京青年会議所。25〜40歳の若手経済人の団体とのことで、いつもは女性の観客が圧倒的に多いIKKOさんのトークですが、今回は、会場の3分の1が若手経営者の男性のスーツ姿。IKKOさんの存在がまさに“ボーダー”を超えた存在であることからのオファーだそうです。

そのためか、「沢山の人と出会ってきた経験から、経営者の成功法則として自分が実践していること、人生から学んだことを伝えたい」と、いつになく緊張した様子で、IKKOさんは語りだしました。

「誰だって、生きていくのは怖い。でも、これと決めたら暗闇の中でも歩いていく。絶対にぶれないこと」
「誰でも心の泉に黒いインクをたらされることがある。徐々に心が黒く染められないように、寝る前は反省を、朝は発想の時間を大切にすること」

早朝ウォーキングを約8年間続け、夜は反省、朝は発想の時間を大切にしているというIKKOさん。「学校では1+1=2と教育されるが、1+1の意義を教えてくれる先生に出逢いたかった」と、独自の方法でコツコツと積み上げてきたキャリアと信頼があるからこそ、今のIKKOさんがあるのだとひしひしと感じました。静まりかえった会場で、最後は「歌うわよ!」とIKKOさんの持ち歌「ゴージャス」と「どうにもとまらない」をノリノリで披露。700名ほどの会場が総立ちに! 人生、悩んでいるだけじゃダメ。どんな時も明るくハッピーにということを全身で伝えようとしたIKKOさんのメッセージがひしひしと伝わってきました。
毎日をハッピーに生きていくために、感謝と心の浄化が大切なことというのはわかっている。でも、誰かの心ない言葉に傷ついたり、人間関係に疲れたり、そんな日が誰にでもあるもの。心が凹んだり、ぐらついている時に、どうしたらいいのか…、たくさんのヒントとパワーを受け取ったイベントでした。

 

IKKOプロフィール
高級美容室「髪結処サワイイ」で8 年間修業の後、ヘアメイクアップ アーティストを目指して独立。数々の雑誌の表紙をはじめ、テレビCM、舞台等のヘアメイクを通してIKKO 流「女優メイク」を確立し、絶大な信頼を獲得。幼少期から抱えていたコンプレックスを乗り越える事により、生き方学を身につけ、世間から多大なる共感を得る。現在は、美容家として活躍する傍ら、そのセンスを活かして振袖をはじめ、様々な商品開発、執筆や講演、音楽活動などにとどまらず、プロデューサーとしても活躍の場を広げている。さらに、韓国観光名誉広報大使に任命され「2009年ソウル観光大賞」をはじめ、数々の賞を韓国で受賞するなど、活躍の場は海外にまで広がっている。