「喜びやときめきが自然治癒力を高める」ホリスティック医学の日本代表・帯津良一先生インタビューPART.3

「喜びやときめきが自然治癒力を高める」ホリスティック医学の日本代表・帯津良一先生インタビューPART.3

ときめくチャンスを逃さない

編集部(以下編):先生はご著書で「挫折のある人のほうが深みがある」と仰っています。

帯津先生(以下帯):そうです。特に医者はね。
私は駿台予備校の受講生にいつも話しています。この人たちはね、18歳、19歳で、青雲の志に燃えているわけですよ。そして浪人という挫折を一回しているわけです。
青雲の志と挫折が結び付くとある種の優しさが出てくるんです。駿台の教室には、ある種の優しさが漂っているわけです。みんなギラギラした眼をしているんだけど、決して激しくはなくて。私は、挫折しないとダメだということをいつも言ってるんですけどね。

編:40~50代の食事や運動で、普段の生活で心がけると良いことはなんでしょうか。

帯:とにかく、喜びを大事にすること。喜びが自然治癒力を一番高め、免疫力を高めます。そして喜びは、人によって違うから。
ときめきですよね。
私の場合は、まず晩酌です。良い酒と、湯豆腐とかいいものを食べる。
2つ目は原稿を書くこと。原稿依頼が山のように来てね、それを書いていて、締切が迫ってくると、いよいよ締切だとときめいてくるのです。
3つ目は太極拳。毎朝5時半に私一人で病院の道場で行うのですが、やっていると、嬉しくなりますね。
4つ目が女性。女性はね、絶対に退かない。いいと思ったら突進していく。一度に一人でも三人でもいい(笑)。
この四つが私の生きがいというか、命のエネルギーをどんどん膨らませて行ってくれるものです。

「攻めの養生」と私はいつも言っているのだけれど、常に命のエネルギーを勝ち取って、増やしていくという気持ちがあります。ときめくチャンスを逃さないでいるわけです。
ですから仕事はできるだけ断らない。仕事をすると多少勉強しますよ。原稿を書くために本で確かめたり。これが新しい発見につながりますし、いいんですよね。忙しくても、その日の晩酌で全部忘れます。翌日は翌日。これが生きがいの集大成ですよ。

【帯津先生のお勧め!「擺臂快歩功(はいひかいほこう)」】
「擺臂快歩功」は、呼吸と足の動きを同調させ、腕を大きくふりながら早足で歩く功法です。この功法だけを早朝におこなっても、気分がすっきりします。

<やり方>
1歩ずつ呼吸を合わせるのがコツ。1歩、2歩で鼻から息を「吸う、吸う」、3歩、4歩で口から息を「吐く、吐く」とする。腕を大きくふりながら、1分間に90歩のペースで歩く。

帯津良一著「からだが整う呼吸法」(大和書房)より抜粋

~了~

<プロフィール>
帯津良一先生
帯津三敬病院 名誉院長。1936年生まれ。東京大学医学部卒。ホリスティック医学を実践するがん診療の第一人者。日本ホリスティック医学協会会長。
取材協力:帯津三敬病院 http://www.obitsusankei.or.jp/

<information>
帯津先生が、9月開催「健康生活フェア」にご出演決定!講演を行います!

【日時】9/21(日)15:00~16:00
【場所】パシフィコ横浜 健康生活フェア会場内
詳しくはコチラ>>健康生活フェア
http://www.healthylifefair.net/2014_yokohama/