4月からの新しい環境で、新たな人間関係を築いているという方も多いのでは？　気持ち良いコミュニケーションのためには、まず自分の性質、性格を知ることが大切です。「本当の自分ってどんなタイプ？」。知っているようで知らない自分を、心理テストで探ってみませんか？　直感で答えましょう。

Q1：一頭の犬を飼うことになったあなた。出会ったばかりの犬はなかなかなついてくれません。さて、どんな世話を試みたら、その犬があなたに心を許してくれるでしょうか？

A：餌を上げる
B：なでて可愛がる
C：一緒にボールで遊ぶ
D：散歩に連れていく

＜回答＞あなたの精神年齢が分かります。
A：精神年齢10代／物をもらうことで幸せになれるあなた。自分の存在感を認めて欲しいという段階に至っていないようです。無邪気さやあどけなさがあなたの魅力。

B：精神年齢20～30代／なでる、触られるという行為は、人間の最も原始的な欲求。精神的には大人と思っていても子どもらしさを残すあなた。一時的な感情で物事を判断することもあります。

C：精神年齢40～50代／ボールを使って同じ目線に立って楽しめるあなたは、自分も他人も受け入れる余裕と自信に溢れた人。気持ちの浮き沈みが少なく頼もしさがあります。

D：精神年齢60代以上／一見相手に任せているようで、自分の判断で行動、選択できる散歩をえらんだあなたは、自分を理解しながら他者もリードできる人。信頼も厚いです。

Q2：湖で魚釣りに出かけたあなた。釣竿を湖に投げ込むと、何かが引っかかった様子。引き上げた釣竿には、魚ではなく別のものが。さてそれは一体何？

A：水草
B：長靴
C：空っぽのお財布

＜回答＞あなたも気づいていない自分の魅力が分かります。
A：水草を選んだあなたは、リーダーシップに溢れています。普段は控えめですが、いざ周囲が混乱した時には適切な判断を下して、解決策を打ち出すことができます。

B：靴は女性を表し、長靴を選んだあなたは母性に溢れています。人に対する理解力があり、意見が違う人も受け入れる器の大きさがあります。グループ内で力を発揮。

C：空っぽのお財布は、想像を意味します。クリエイティブな才能、芸術的センスがあります。自分の感性を信じて、直感的に物事を決めたり、行動に移すと上手くいくでしょう。
Q3：日本に滞在中の外国人に「日本人の特徴で嫌いなところは？」とインタビュー。思案してから答えた外国人はどんな特徴を上げたでしょうか。

A：何かにつけてお酒を飲みに行きたがる
B：「本音」と「たてまえ」を使い分ける
C：ブランド品ばかり欲しがる

＜回答＞他人に心を開いているかどうかが分かります。
A：お酒を飲むと、理性のたがが外れて本音が出やすくなります。あなたは初対面の人にも自分から話しかけたり、包み隠さず自分のことを話すので、相手に安心感を与えることができます。

B：本音とたてまえの使い分けは、人間関係を保つのに大切なことで、あなたはその達人。相手に合わせて心を開いています。信頼している人には本音を出しているのでは。

C：ブランド品で身を固めるのは、不安を感じていたり、自分を守りたいという気持ちが根底にあるから。心を開くことで「ちっぽけな自分」が相手に伝わることを恐れています。

■出典　前田京子著「ホンネがわかる心理テスト」（西東社）

■プロフィール
前田京子
人財育成コンサルタント、心理カウンセラー、コーチ、心理テスト作家、千葉商科大学社会人大学院客員講師。人・自分いきいきを理念に様々な活動を行っている。
http://caraway.jp/